2025/01/03

巳年のお勧めコーディネイト

巳年の今年のお勧めファッションは、蛇と言えばこの人「鬼滅の刃」の鬼殺隊蛇柱・伊黒小芭内さん風コーデ(…いや無理)。コスプレをさせるのには、ぴったり合うドールも持っておらず難し過ぎましたが、現代のファッションに特徴や要素を取り入れた、あくまで「それ風コーデ」なら有りかもと思いました。

再現度の高いコスプレは最早芸術品ですが、街中でさり気なく推しをアピール出来る格好もまた尊いかと(笑)。数カ月前に地元の街で、オレンジ色のジャージの上下を着て、ヘッドバンドの上からツンツンの金髪がはみ出したジョギング中の男性を見掛けましたが、「絶対『だってばよ』のファンだろう」と夫婦揃って思いました。

これが伊黒小芭内です。蛇の如く木の上にだらーんと寝そべって登場し、見た目も不気味に蛇っぽければ、性格も執念深く疑い深く粘着質で蛇っぽい彼。原作漫画版では、背景に「ネチネチ」と擬音が付きます。ついでに、愛刀(日輪刀)もにょろにょろ。生まれつきオッドアイで、口は鬼に寄って裂かれた為に包帯で隠しています。

鬼殺隊員の主要キャラクターは、隊服の上に大抵は羽織を着てお(露出が高いとか裸族に近いキャラも居るが)、その羽織の柄がトレード・マークと言うか、テーマ&シンボル・パターンになっています。今年タカラトミーから発売される鬼滅×リカちゃんのコラボなんて、隊服リカちゃん+炭治郎含む七パターンの羽織セットだそうです。

伊黒小芭内の羽織は太目の縦縞柄で、愛しの甘露寺密璃にも縞ニーハイを贈っている所から、縞がお気に入りなのは確かなようです。その羽織は、羽織風の襟無しコートで表現しました。

隊服は、上が黒い学生服のような詰襟で、ボトムが黒いサルエルパンツ…と言うかクロップ丈ジョッパーズです。裾がかなり膨らんでおり、まるで飛び職か特攻服のようなので、今回は控え目な膨らみの裾絞りパンツにしました。

トップは、コートを羽織らせ易い為、普通の黒タートル・シャツで間に合わせています。

首には、巳年ならではのウワバミ・マフラーを巻くのが最大のファッション・ポイント。伊黒小芭内は、いつも「鏑丸」と言う名の白蛇を連れて可愛がっています。(注:念の為こんなにデカくはありません)

鏑丸は単なるペットではなく、実は視力の悪い彼の盲動蛇として、鬼との戦闘に非常に役立っているそうです。

昨年の正月も言いましたが、年賀状の図案に関する仕事を昔していて、毎年干支柄が一番人気だったのにも関わらず、辰&巳のみは嫌われ捲って売れなくて愕然としました。

どんなに可愛くファンシー化しても、「鱗系は生理的に駄目(…じゃあ魚も全滅?)」と、特に御婦人方から徹底的に忌み嫌われました。

そもそも何故そんな嫌われ者を、12年に一度は必ずやって来る干支に選んだのか、と言う事自体に今更ながら愕然とします。本当に代わりに猫だったらグッズが馬鹿売れしたかも知れませんが、現代のマーケティングに則って干支の動物を選んだ訳では当然ないのだから、仕方ないっちゅー事です。アジア(やエジプト)では古来から蛇を神として崇める事があり、多分見た目の怖さや不思議な動きからも畏敬の念を抱き、神格化したのかも知れません。

姉も蛇が嫌いなので、この鏑丸くんマフラーは要らないと言うだろうなあ。…お利口さんな蛇なのにねえ()。一方私は、大蛇や毒蛇でもない限り蛇は割と平気で、虫の方が絶対嫌です。何度も言いますが、イモムシだらけに違いない蝶屋敷は真っ平だ。

ところで、丁度この撮影の最中に、モモコの左手首(向かって右)がいきなりポロッと壊れました! 亀裂が入っていた訳でも無理に曲げたり引っ張った訳でもなく、勿論直射日光を厳重に避けて保管していたのにも関わらず、突然いつの間にか折れていました。元々momoko DOLLのボディの素材は、プラスティックの中でも一際ヤワで劣化し易そうとは思っていましたが、本当にこんなにあっさり壊れるとは…。外れた手を、紛失しなかったのがせめてもです。この後接着するつもりですが、最早手首を曲げる事は出来なくなるだろうし、今後もモモコ達のボディはどんどん自然に壊れて行く一方なんでしょうね(トホホ)。

 

 

 

 


 

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