2024/12/11

川辺の村アイルズフォード 2

 

昨年の秋に訪れた川辺と石橋の村Aylesford アイルズフォードで、高台に在る教会からハイストリートに下った後は、再び家並みウォッチングです。

セミデタッチド・ハウス(半戸建てor二軒長屋)の、正にクリスマスな色合いのドア。しかし幾らセミデタッチドとは言え、これ程隣とくっ付いたドアは珍しく、正直暮らし辛いと思います。

ハイストリートを東に進むと、河畔の公園のような場所があり、石橋そのものを間近で眺めるのに格好の場所となっていました。

この川は、テームズ川の河口近くで合流するRiver Medway メッドウェイ川です。

我ながら、何だか絵画のような写真…。この日はまあまあの晴れでしたが、冬の迫った薄い日差しで、暗くもなければ眩し過ぎもしないと言った天気でした。

心地良い公園と思いきや、「突然落ちる」との注意書きがありコワい。どうやら、部分的に川岸の土壌が緩いようです。

そして石橋と家並みを同時に眺めるのには、自動車用となっている新橋からが一番のスポット。 

落ち葉が帯状になって川を流れ、凄い量なのが分かります。

新橋を渡り、再び家並みウォッチングです。

この家には「注意! 敷地内は高度に訓練されたニワトリに守られています。怪我をしても死に至っても責任は一切負いません」とのサインが。狂暴なニワトリって本当に恐怖なのですが、うちの「猛猫注意」の看板みたいに半分ジョークだとは信じたい。

標識は木に埋め込まれているし、木には金槌が刺さっているし。

相当クセの強い住人の家なのは、ほぼ間違いありません…。


期待通り雰囲気の良い村で、また別な季節に再び訪れてみたいと思いました。この後大聖堂と古城の町Rochester ロチェスターを訪れましたが、その前にこの村の近くのKits Cotyと言う先史時代の埋葬地を見学するつもりでした。しかし牧草地にポツンとある為、住所もナビも全く役に立たずで、結局辿り着けませんでした。この村の旧市街地自体は、いかにもイギリスの田舎らしい風情を残していますが、実は南岸には新興住宅地が広がっており、最早村とは呼べない規模です。イギリス全体の風景も、ここ20年位で激変して来ています。

 

 

 


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