昨年の日本に一時帰国中の福島県の実家滞在中、お友達のキチ吉ちゃんが福島に旅行にやって来てその最終日に、桜の名所の二本松市の霞ヶ城を訪れました。福島県出身の私にとっても霞ヶ城訪問は初めてで、二本松市内ですら真っ当に歩いた事が今までありませんでした。
それもあり、山を一つ越えるので結構な道のりですが、二本松駅から霞ヶ城へは歩いて行く事にしました。二本松は1999年の市町村合併ブームで「市」になった訳ではなく、随分昔から「市」で、街は東北本線の駅近くですが、中心部の規模は三春町と変わらない、いや、もっと大人しい位だと感じました。
新規オープンやお葬式の花輪って、今は余り見なくなったんじゃあと思っていたら(日本に居ないので知らんけど)、リカちゃんサイズ位のミニチュア花輪が。隣のポスターの「ガッツリにんにく」も気になりますね!
城下町らしい街並みや建物が残っているのかな?と思いきや、駅周辺ではこの老舗和菓子店位しか見掛けませんでした。
城址は駅からほぼ北で、この和菓子店から左へ曲がり、久保丁坂と言う長い坂道を登って行きます。
この坂では、レトロな建物も幾つか見掛けました。
今にも朽ち果てそうな迫力の土蔵も。
しかし、そんなストリート・ウォッチングの合間にも、二本松隊士戦死の場を示す記念碑が立っていて痛ましい。
この坂道で目を引かずには居られないのが、この古い洋館。
この近所で開業している病院の元の建物のようで、今は古民家カフェになっています。もし開いていたら、間違いなくここでお昼ご飯を食べたはずですが、生憎定休日でした。悔しいので、外観の写真を撮り捲り(笑)。
門や玄関だけ見ると、全く和風建築なのが返って面白い。
洋館部分はロフトにも窓がある三階建てで、おまけに高台に立ち、最上階からは抜群の眺めが拝めると思います。
ここで食事出来なかったのが今でも悔やまれ、その為にも再び二本松を訪れたいと思った私でした。
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