キチ吉ちゃんからの昨年のクリスマス・プレゼントには、このウットリ美しい白菊のコサージュも入っていました。丁度二本松市の霞ヶ城の記事を書いていたので、有名な二本松の菊人形を思い出させます。
つまみ細工の技法で制作され、眩暈がする程の数の花びらが丁寧に正確に重なっています。少しだけつまみ細工に挑戦した事はありますが、例のクローバー社の便利な道具を使ってさえ私には難しく、ましてこんなレーヨンの縮緬は非常に扱いにくいのです。
良く見ると純白ではなく優しい乳白色で、中央にさり気なく同系色のビジューが縫い付けてある所も嬉しい。
裏面の金具を見ると、ブローチとしては勿論、ヘアクリップが付いていて髪飾りにもなります。
こんな可愛い飾りを頭に飾る和装には憧れますが、自分で着付けも出来ないし、生憎イギリスでは機会がなさそう。普段の服装の頭に付けても可笑しくありませんが、イギリスでは美容室に行けない為、髪は常に無粋にひっつめたままです。おまけにすぐに白髪が目立って来て、ヘアピン等を付けられる年齢ではなくなりました(涙)。ブローチとして楽しみたいと思います。
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