昨年の七月に夫婦で久々に訪れた、お気に入りの小さな城下町Rye ライ。幾つかのアンティーク・ショップを覗き、人気のマーメイド・ストリートを歩き、丘の頂上の聖マリア教会の脇の小径を通ります。
この小さな遊歩道も、この季節は花々でいっぱい。
その先の小さな民家の庭も、絵に描いたようなイングリッシュ・ガーデンに整備されています。
教会側に立つ町役場。イギリスの古い役場&役所の建物は、一階はこんなアーチのピロティになっている事が多く、昔は市場が開かれていた物と思います。
ハイ・ストリート(目抜き通り)へ出ます。正面の立派な建物は、元グラマー・スクール。今は、中古レコード店になっています。
老舗帽子屋さんのディスプレイでは、ファッシネーターが沢山売られているのを見掛けました。
もしかしたらこのお店は工房兼ショップで、今でもここで制作しているのかも知れません。
別な普通の衣料店で。好みのクロスステッチのフォークロアなブラウスですが、パステル・カラーで纏めてあるのは結構珍しいと思いました。裾がスカラップなのも可愛い。
ハイ・ストリートにも、幾つかの高級家具系か貴金属系のアンティーク屋があります。このお店では、好みのビンテージ・ジュエリーも売られていました。
こちらは、高級ブランド系チャリティショップ。その名も「ライオンと魔女とワードローブ」。
ハイ・ストリートが自然に左へ曲がってEast Cliffと通り名を変えると、ライで現存する唯一の城門「The Landgate」が見えて来ます。
今回は城門を潜らずここから引き返し、再びハイ・ストリートを通って行きます。
西へ進むと、通り名がThe Mintに変わります。
この通りにも、古い木組みの家が多くあります。
ガイドブックに良く紹介されているこのティー・ルームは、いつも混んでいては入れた試しがありません。
お天気は今一でしたが、久々にこの町で程良い夏の観光気分を味わいました。やはりコロナ渦後とあって、お気に入りのお店が消えていたりと、町のあちこちが結構変わっていました。この後暴風雨が予報されていたように記憶していますが、雨が降り出す直前にライを去りました。
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