2024/01/21

初夏のソウブリッジワースのアンティーク・モール巡り 6

昨年六月に訪れたSawbridgeworth ソウブリッジワースのアンティーク・モール巡りで、最後に「Cromwell Antiques」に寄りました。

ここには、いつも時間と体力が十分残っている時にだけ最後に寄ります。何故って、我々には概ね高級過ぎて敷居が高いから。

この店には、箱に雑多に詰め込まれて床に置かれたようなジャンク品は一切なく、ガラスのキャビネットに整列された本物のアンティークやヴィンテージばかり。

その分、博物館や芸術品クラスの商品には出会え、骨董品の学習や目の保養にはなります。

特にアンティーク&ビンテージ・ジュエリーには、幅広い時代の物が揃っています。

 中央の蜻蛉の七宝のブローチは、1950年代の物で60ポンド。

上階には、手頃な値段のビンテージ・ジュエリーも売られています。

しかし、値段は安くとも必ず鍵の掛かったキャビネット入りなので、わざわざ階下の会計場所に鍵を開けて貰うのに頼みに行かなければならず、この店で何か買いたいと思うのに至った事は未だ一度もありません。

値札に全て店名のクロムウェルの肖像画入りなのも、ちょっと堅苦しい。

何と言うか、全てが妥当な値段で(古物の価格相場は難しい所だが)、ぼったくりもない代わりに、掘り出し物的なお買い得品もないのです。

今回はこの店でビンテージ・ジュエリーの写真ばかりを撮りましたが、本当はガラス製品や室内装飾品等に見事な商品が揃っています。
 

今回のソウブリッジワースのアンティーク・モール巡りで、買った物は結局ブローチ一つだけでしたが、心地良いお出掛け日和で、二人共眺めただけも十分充実していて楽しめました。




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