2024/01/11

初夏のソウブリッジワースのアンティーク・モール巡り 2

 

昨年の6月にお出掛けした、Sawbridgeworth ソウブリッジワースでのアンティーク・モール巡りの記録です。最初に訪れた「Riverside Antiques Collectables Centre」の、三階の売り場にやって来ました。

中央には備え付けのガラス扉のショーケースが並び、両脇の屋根の傾斜部分は仕切られて、小部屋式のストールになっています。

ガラス戸棚の中の多くはビンテージ・ジュエリーで、お手頃な値段の物も多く見掛けます。

ただし各アイテムは小さいし数は多いし暗いし棚の奥は見辛いしで、全部チェックするのは結構大変。

やはりここでも引き続き姉へのプレゼントを探していますので、ビンテージ・ジュエリーの物色には一番力を入れています。

自分の大好きなルーサイトのインタリオ10ポンド以下で売られているのを見掛けましたが、既に持っているブローチに似過ぎなので見送り。

丸いぷっくりした愛らしい子供を描いて人気の高いイギリスのイラストレーター、Marbel Lucie Attwell マーベル・ルーシー・アットウェル。そのイラストをフィギュリン化した実物は、今回初めて見ました。

一方こちらは、70年代に丸顔のファンシーな子供を描いて人気のアメリカのイラストレーター、Betsey Clark ベッツィー・クラーク。そのフィギュリンもあるとは、今迄知りませんでした。

腹話術の人形? どれもキモ怖い顔をしています。中央のスーティ以外。

ここにはドール・ハウスの専門ストールがあり、1/6ドールにも使えそうな物が安く見付かると嬉しいのですが、今回も収穫無し。

いつの時代も定番の大人にも人気のヴィクトリア調のドール家具よりも、あくまで子供向けの玩具だった196070年代のプラスティック製のキッチュな家具には一層惹かれます。

このアンティーク・モールでは三階が一番広くて奥が深く、最奥は吹き抜けの不思議な売り場になっています。

イギリスのアンティーク屋では少数派のモッズ時代の食器も、この最奥部分では割と豊富に見掛けます。


イギリス人の骨董ファンの多くは、クラシックで写実的な花柄+金彩の優雅な食器を好むようですが、やはり私はこのようなレトロポップなデザインの食器が好きです。

吹き抜けの回廊部分には、古着のストールもありました。古着と言ってもビンテージ・ドレスは極一部で、大抵は単なる中古衣料とごっちゃに混じっています。

優雅なゴブラン織りのバッグは、ビーズがびっしり刺繍されています。

ちょっと気になる不思議な愛らしさの少女のフィギュリンは、スペイン製との事。

この時は未だ暑かったから(注:昨年のイギリスのこの後の7,8月は天候不良で涼しかった)、エアコンのない広い店内を全て歩き回るのは、結構な運動量に感じられました。やはり体力の一番残っている最初に、この「Riverside Antiques Collectables訪れて正解だと思います。

 

 

 


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