6月に一時帰国からイギリスに戻った直後に、英国南東部最大のArdingly アーディングリーのアンティーク・フェアを夫婦で訪れました。季節的には本来は最盛期なのにも関わらず、今までで最少の出店数に戸惑いながらも会場を回っています。
アーツ&クラフツなタイルを利用した、多分玄関用のコートハンガー&シェルフ。ヴィクトリア時代のタイルは、人気があり価値が高いのです。
レトロな柄のホーロー鍋には、いつも目を引かれます。一番上の、赤いケトルの形も素敵。ホーローが剥げてボロボロで、絶対買う事は無いけれど(笑)。
レトロ柄と言えば、イギリスではこんなスウィンギンな花柄のビニール・シートの折り畳みチェアを、しょっちゅう見掛けます。フリマでは、今だ売り主が座って使用している場合もあります。
昔は玩具の乳母車も、フラワーパワーな花柄のビニール・シート製でした。
魅力的なビンテージ布が集まっているストールでは、価値を分かっている為に布は漏れなく高価です。
そもそもカーテン等の家具用の厚手生地や、やはり薄地でもポリ100%とかの化繊地が多く、ドール服作りに最適な薄手コットンには中々出会えません。左手前のストライプの生地は、もしかしたらポーランドの民族衣装用かも。
ビンテージの壁紙にも、いかにもレトロで惹かれる柄が見られます。
PAVILLIONと呼ばれる屋内会場で。右のトルソーが着ているのは、非常にP太好みの1950年代のビンテージ・ドレス。形も生地の柄も可憐です。
日本専門のストールは、今回もこけしが人気を集めていました。イギリスにも、熱心なファンが居るようです。
このストールでは、酒瓶、茶箱、北海道の木彫りの熊もズラリ。
プラスティックの傘に毛糸を編み込んだ、変わった素材の組み合わせのランプシェードはレトロ感満点。
古い手作りドールハウスも、アンティークフェアやモール、フリマ等で良く見掛けるアイテムです。やはりあちこち壊れてボロくて修理が必要だし、その割には高いし、半端なく場所は取るので、実際にどれだけ買う人がいるのかは謎。もしかしたら、これにもコレクターが居るのかも知れません。
このドールハウスでは、どう見ても日本製のこけし鏡台が気になりました。こんな鏡台、うちにも欲しい。
ビンテージ・シンディの箱入り家具が、幾つか売られていました。
姉が今でも持っているリカちゃん用のと同じダイニング・テーブル・セットとは、これの事です。シート部分の色も同じ赤で(シンディ用には緑色のも存在する)、リカちゃんのは右のサイドボードとセットでした。左の現代のバービー人形が着ているのは、ビンテージ・シンディのアウトフィット。
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