2023/10/06

めちゃモリ×MISAKIちゃんをカスタム

今年の一時帰国の際、姪っ子の遊び古したリカちゃん人形達を譲り受け、その中でもお友達のミサキちゃん人形は一番悪いコンディションでした。首のジョイントは壊れ、色移りもしていたオリジナルのボディは捨てました。

このミサキちゃんは、リカちゃんと同じアイドル・ユニットの一員としてデビューしたと言う設定で、「めちゃモリ×MISAKI」と言う軽薄な商品名で発売されました。元々ヘア・アレンジが主目的のお人形で、付属のスポンジ・リングででっかいお団子状にした髪型に、これまた付属の串状のチャーム類をぶすぶす差してんこ盛りに飾り立てる仕様になっていました(…盛る事ばかり考える人間になっちゃダメw)。姪は何度も熱心にブラッシングして遊んだらしく、長い金髪は摩擦でチリチリに劣化していました。柔軟剤で洗って整えても、やはり劣化した髪はチリチリのままで、ここはいっそ思い切ってカットするしかない!と思いました。しかも、ボブどころかショートです。元々ミサキちゃんは甘い華やかな顔立ちなので、ショートヘアでも十分女の子らしくなるだろうと踏んでいました。

テキトーにばっさり切ったようにしか見えないでしょうが💦 実はまずボブ辺りで大まかにカットした所で、襟足が浮かない様に外した頭全体をラップできっちり包んでお湯パーマし、その後レイヤー・ショートボブと言うのを一応目指し、アルコール系マーカーで茶色のメッシュを入れ、ジェルで束々感を加えています。メッシュを入れる際、均等に入れるとトラ猫のような縞模様になってしまうので、バランスを取るのが意外と難しく感じました。

オペラピンクに近かった濃く鮮やかな色のリップも落とし、あっさり優しい系にリペイントしました。

目指したのは、ふりふりお姫様ドレスではなく、完璧で無敵のアイドル・コスでもなく、日本の今時の普通な格好が似合うミサキちゃん。新しいボディは、インスタでリカ活中の皆さんに多分人気で、アゾンのお店でもリカちゃん用にお勧めの「ピュアニーモ2エモーションSサイズ」と言うのを買って来て合わせてみました。

今迄リカちゃんの可動式素体として、「ピュアニーモフレクションSサイズ」を使用する事はありましたが、上半身が華奢過ぎる割に下半身どっしりのアンコ型で、手脚がむっちりと太く、肩が丸々と逞しい、首が長過ぎる等のバランスが正直余り好きではありませんでした。それで代わりに、rurukoのボディとほぼ同じピュアニーモ・フレクションXSを、次に日本に帰った時に購入するつもりでいました。しかし、フレクションXSのフレッシュ肌色が最早何処にも売られておらず(もしかして廃版??)、散々考えた結果、やむを得ずエモーションを買いました。

実を言うと、このエモーションのボディも、見た目的にはそう好きな訳ではありません。やはり首は長いし上半身が華奢過ぎ、特に胸の上部がえぐれているように細い(人間なら肋骨が浮く程)のが不自然です。内股じゃなきゃ可愛くないとでも思っているのか、何が何でも内股しか出来ない脚もウザい。また可動域が寄り広いだけに、関節部分が一層いかつく見えます。服を着せれば気になりませんが、露出の多い服装はさせたくないかも。

更に、何故フレクションXSの方が良かったかと言えば、既に別売りのハンドパーツはruruko用に持っているからでした。このエモーションのハンドパーツは手首が曲がるタイプで、またジョイントの形態が異なるのです。しかし、従来のフレクションSのハンドパーツでも、エモーションのボディに装着可能と分かり(手首は曲がらないしキッチリ嵌め込めないけど)、当分はそれで間に合わせるつもりです。

それと、リカちゃん及びフレンズには、基本的に子供らしい可愛い服装をさせるのが好きだから、あえてこう言う格好を用意しない限り、フレクションSやエモーションSボディは少し大人っぽ過ぎるかなと思っていました。エモーションには、これより小さいXSサイズと言うのは存在しないようです。因みに、リカちゃんのデフォルト・ボディにこの手の格好をさせると、やはり寄りモッサリ見えて様にならないようでした。

エモーション・ボディの、正座すら出来る可動域は流石です。背丈がフレクションよりも低く、リカちゃんのデフォルト・ボディに近いのもマルです。ヘッドとの肌色の馴染み具合も(現在ホワイトを使用)、まあまあのようです。写真だと差異が割とはっきり見えますが、実物はそれ程気になりません。そもそも、リカちゃん&フレンズのデフォルト・ボディだって、元からヘッドの色に上手く合っていない事が多いのですから。エモーションは足首が外れ易いので、気付かぬ内に外れて失くさないように注意せねば。一応、ヒール靴用の踵の上がった形の足も付属しています。この他ピュアニーモには「フィール」と言う可動式素体もあるのですが、フレクションとどう違うのか?? このエモーション・ボディに対する慣れも含め、未だ色々と勉強不足です。

ワンピ式の羽織物を脱ぐと、こんな風になっています。もう秋なのに、思いっきり夏っぽい恰好にしてしまった…。

実を言うと、日本のこんな全体的にダボ~ッと大きい服装の流行が、自分的には今だどうも好きになれません。やっと下火になって来たようで、正直ホッとしています。自分だったら、やはり何処か一箇所はコンパクトなバランスにしたい所です。しかし日本の夏はとんでもなく暑いから、この方がラクチンなのは重々分かります。
 

このミサキちゃんと、同じアイドル・グループのもう一人のメンバーとして登場したツバサちゃん(ツバサとミサキ…、ゴールデン・コンビか)のアイプリは、リカちゃんのお友達人形の中では好みです。子供向けのメイクや髪遊び仕様ではなく、早くキャッスルに移行して色んな髪色&髪型で販売して欲しいと密かに期待しています。

 

 

 


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