2023/05/26

シュガーベイビー・ピンク

 

「アナ雪」のリペイントしたエルサ人形は、髪の色も肌の色も極めて薄く透明感があるので、その繊細さを際立たせるよう、最初は淡~い色の思い切りロマンティックなテイストのドレスを作って着せようと考えていました。

ところが実際に着せて見ると、ドレスの色が淡過ぎて、肌や髪色と被り過ぎてしまい映えないのです。それでエルサ用にはこの服は却下となりましたが、こう言う時の為にmomoko DOLLでも着られるよう、出来るだけ予めモモコのサイズの型紙で作ってます。失敗を前提に、ドール服を作る私()

うちのモモコ達には甘いテイストの服が中々似合わないのですが、今回は「オレンジショコラ」のモモちゃんならイケるかも、と思いました。

こんなお人形ならではの砂糖菓子のように甘ったるい服は、そう言えば昔から最も好きなドール服のタイプの一つだったなあ…と、改めて認識しました。

しかし、何故に作る機会は意外とないかと言えば、私に技術もなければ根気もないからです。すぐに仕上がりを見たい忍耐のない私にとっては、根本的に不向きです。

この服の場合、形自体は割とシンプルでも、実際に延々と装飾を縫い続けなければなりませんでした。

しかもケチなので、レース・テープ等の装飾を沢山使いたくないからです。今回はビンテージのレース・テープを、私にしては思い切って(笑)ふんだんに使用しています。新品のレースより、ビンテージ(と言うか単なる中古)の方が手に入り易く割安なだけなんですけど。

特にスカート部分の一番上に使用した幅広レース・テープは、本物のアンティークらしく繊細で、やはりドール服にした時の効果が違うと思いました。

この手の格好を上手く着こなしてくれる27cmクラスのモデル人形を、余り持っていないと言うのもあります。やはりプロポーションのバランスや可動域的には、モモコが一番扱い易いモデルなのですが、どうも私には「モモコはリアル・クローズ専門」と当初思い込んでいた節があり、そんな雰囲気のドールを中心に欲しがっていました。

 姉からも、こう言うテイストのドール服の注文が来る事は余りなさそう。

しかし今回は、このオレンジショコラちゃんがソツなく着こなしてくれているようで良かった~。 少なとも、前出のエルサよりは確かに映えます。

ただし、身頃が思いがけずハイウェスト気味に仕上がってしまい、またしても何だか微妙に子供っぽくなりました💦  スカートの膨らみ具合も、幼く見せているように思います。

しかし夢可愛い服は、作っている時も撮影している時も、やはり自分を幸せな気分にしてくれる事を確信したので、今後はもっと(材料をケチらずにw)挑戦してみようと思いました。

 

 

 


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