結構前に、山小屋風チャリティショップで、旧東ドイツのエルツ産の木製リスを手にいれました。
ドイツではお馴染みの野生動物キタリス(赤リス)を模っているようで、中々の可愛さです。
底面にGDR(DDRの英語表記)製のシールも残っていて、最初から輸出向け品だったのが分かります。元から台と背後に何か筒状の物が入る四角柱のスタンドが付属していましたが、何が入っていたのか目的は何だったのかは今だ謎です。砂時計が入っていたとか?と思い検索してみましたが、同じ物も似た物も全くヒットしませんでした。
しかし、この四角柱は小さ過ぎてペン立てにすらならないし、兎に角穴が開いたままでは変なので、布で包んだ詰め物を押し込んで針刺しに改造する事にしました。
針山って長らく綿を使用する物だと思っていましたが、ビンテージの針山を修理する際、中に丸めた毛糸が詰まっているのに気付きました。確かに、真綿では硬過ぎて針が刺しにくいんです。それで、私も今回は毛糸を使用しました。毛糸は羊毛100%、または羊毛の含有率の高い物が理想的です。羊毛の油分が、針の錆びるのを防いでくれるからです。更に、油分&防虫効果&香りの為に、ドライのラベンダーを少し針山の中に加えています。
同じ油分の理由で、人毛も針山の素材に最適と言われていますが、自分で使うのなら未だしも、友達に贈るつもりだから、それはかなり気持ち悪かろうと流石に思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿