秋の夫婦旅行として大聖堂都市Lincoln リンカーンを目的地に選びましたが、急遽日帰りではなく一泊する事に変更し、その“おまけ”の初日でNewark-on-Trent ニューアーク・オン・トレントを訪れました。ニューアークは清教徒革命の重要な戦闘地の一つとして知られる城下町ですが、アンティークの町としても知られています。郊外では欧州最大のアンティーク・フェアが開催されますし(アーディングリーと同じ会社が経営する)、町の中心では毎週月曜と木曜日に蚤の市が開かれます。また、アンティーク屋が幾つかあり、古物TV番組にも度々登場します。その内の最大のアンティーク・モールを訪れる事が、この町での我々の最初の目的でした。
それが、ここ「Newark Antique Centre ニューアーク・アンティーク・センター」です。アンティーク・モールに良くある事で、かつて教会だった建物を利用しているように見えます。交通量の多い主要道路から一歩奥まった場所に在り、其処までの道は私道の為か舗装がボロボロでした。
確かに、元教会のようです。中央部分は、大きく吹き抜けになっています。
二階から吹き抜けを覗くと、こんな感じ。二階は回廊のみで狭いのかと思いきや、売り場面積は十分ありました。
多くのモール同様に、売り場は小部屋に分かれ契約者毎のストールになっています。
この日の天気予報は雨だったので、まずはここを訪れようと思った訳ですが、多くの時間をここの屋内で過ごして正解でした。予報では小雨程度だったのに、ここに滞在中、外ではバケツをひっくり返したような大雨が降っていましたから。この日は悪天候で外も暗かった上、イギリスの商店・照明に良くある事で室内もかなり暗く、商品を確認するのが中々大変でした。ってか、もしかして私の老眼進んでいないか??
それでは、ここで気になった商品を見て行きましょう。表紙のイラストが中々可愛い昔の料理本ですが、残念ながら中面の挿絵は写真だけでした。しかも、イギリスの昔の料理の写真なので、すこぶる不味そう!
ウラン・ガラスに違いないボタン。でも、もう確認する為のブラック・ライトを持ち歩いていないのです。
抱き人形用のパラソルで、ちゃんと開きます。1/6サイズのドールには大き過ぎますが、ジョリーナちゃん用に欲しくなりました。
これは内藤ルネ人形?か、その模造品。バッキンガムの衛兵だけに、時々イギリスで見掛けます。
中央のバラのカーディガンが、いかにも50年代のビンテージっぽくて素敵。
細長いがま口バッグは、ニットの編み棒入れで、イギリスで良く見掛けるアイテム。
フラワーパワーな花柄で、モッズ時代らしさに溢れるティーセット。
こちらは、主に昔の子供用品やビンテージ玩具を売るストールのようです。
サビサビだけど、この缶のフォークロア風の柄に惹かれました。
チャリティショップ並みの価格の商品ばかりを売るストールは、このモールでも幾つか見掛けました。そんなストールの一つで買ったのが、味のある印刷のチェコスロヴァキアのクリスマス・キャロルの楽譜小冊子です。
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