買って来ました、ビンテージ・シンディ人形の復刻版とも言える「Sindy Play」の今年の新作。
今年のシンディちゃんは、左から「Dance Star ダンサーのシンディ」「Party Time パーティー大好きシンディ」「Toy Vlogger 玩具ヴロガー(※Youtuber等の動画ブロガーの事らしい)のシンディ」「Music Star ミュージシャンのシンディ」「Flower Magic 花屋のシンディ」の人形五種類と、三種類の着替えが発売されました。その中から、「ミュージシャンのシンディ」と、この「花屋のシンディ」を買いました。パーティー・シンディにも惹かれますが、ケーキ屋さんのシンディと髪型が同じで被り過ぎて見え(髪色だけ違う)、購買を検討中です。しかし他のシンディ達が皆プロとしてせっせと働いているのに、パリピ・シンディだけはパーティー三昧なのか??(笑)。
仕様は昨年通りで、ドール自体は可動式ボディで、リアル・アイラッシュは無し。主に店舗の背景舞台として遊べ、また簡単に収納できる外箱にパッケージングされ、プラスティック製の小物や紙製組み立て式の背景小道具が付属されています。昨年より改善された点は、パッケージを留め付けてあるシールが断然剥がし易くなった事。ほんの僅かな差のようでも、実は昨年は結構剥がすのに苦労したので、随分有難く感じた改良点です。
花屋のシンディは、自然愛好家が高じて自らお花屋さんを経営していると言う設定です。肌の色は明るく、赤毛に水色の瞳をしています。ドールとしては非常に稀な事で、ウェブの写真で見るより実物の方が可愛いと思いました。
ウェブ上では、縦ロールっぽい髪型がボリュームあり過ぎでもっさり見えたのです。しかし実物は、縦ロールであった形跡はまるでなく、カーリーヘアですらなく、どちらかと言うと緩いウェイビーです。
オリジナルのアウトフィットは、花柄の化繊のミニ・ワンピースにデニム・ジャケットと、頭には薄紫色のヘアバンドで、胸当て無しエプロンが付属しています。フットウェアは薄紫のリボン付きのパンプスで可愛いのですが、他のシンディのフットウェアに比べると抜け落ち易いのが難点です。
ジャケットを脱いでも、充分可愛いワンピースです。
付属小物はジョウロ、チューリップの切り花と謎花の鉢植え。そして、いつものシンディ・マガジン。ドール用のジョウロが欲しいと常々思っていましたが、頭の大きいシンディに合わせたサイズなので、他の1/6ドールには巨大過ぎて使い辛いようです。花の葉の緑が安っぽいビリジアンなのが気になり、後で塗り替えるかも知れません。
紙小物では、花用の什器を組み立てる事が出来ます。…花屋に蝶は要らん。
組み立てると、こんな風に仕上がるそうです。その他にも、お会計台やトピアリーの紙小物を、ウェブからダウンロード出来ます。
今着せている薄紫のギンガムチェックのワンピースは、実は元々リペイントしたバービー用に作った物でした。何を着せても悲しい程似合わないバービーで(結局ボディの問題でしたが)、いっそナチュラル・ファッションをと試しに作った服です。このシンディちゃんのほうが、遥かに上手く着こなしてくれます。
型紙自体はmomoko DOLL用で、ピンクのギンガムチェックのワンピとほぼ同じ。袖の長さと、スカートの丈だけが違います。一応前後着と言う事で、どちらを後ろ前にしても着られる設定にしています。また留め具を外して、一応羽織物にもなります。
エプロン・ドレスも、以前モモコ用に作った物です。 こんなウェストの括れの無い恰好をさせると、童顔で腕がむっちりのシンディちゃんだから、ティーンネイジャー・ドールと言うよりは、最早幼児人形のように見えます。
お花屋さんは、洋の東西を問わず女の子にとって憧れの職業のようです。リカちゃん人形の母方のおばあちゃん(香山洋子さん)も、確か花屋兼ケーキ屋を経営していたはずです。しかし実際には立ち仕事&水仕事&肉体労働も必要で、一般人が考えるよりずっと大変な職業だと思います。義兄は学生時代に花屋でバイトしていた事があるそうですが、あの花の良い香りに一日中包まれるのは、実は意外と苦痛だったと言っていました。
0 件のコメント:
コメントを投稿