2022/09/10

ビンテージ・ガラス・ボタンの詰め合わせ

七月に訪れたアーディングリーのアンティーク・フェアで、四角×花籠のルーサイトのインタリオのブローチを買ったおば様のストールでは、古いボタンの詰め合わせも売っていて買う事もありますが、今回も買いました。主に古いガラス製のボタンが入っていて、一袋75ペンス。ビンテージ・ボタンのお決まりらしく、同じデザインが揃っていないバラのアソートだと、値段がお買い得になるようです。例え一個だけでも、サイズが小さくて少し凝ったデザインのボタンなら、ドールの着物用の帯留め等に十分利用出来ます。

写真が白飛びしちゃって分かりにくいかと思いますが、実は左上の乳白のガラス・ボタンには窪みがあり、元はラインストーンが嵌め込まれていたのかも知れません。

マーキス型のボタンも珍しいのですが、オレンジ色のガラス・ボタンと言うのも中々見ないと思いました。多分、アール・デコ時代の製品です。

無色透明のキラキラ輝く輝くボタンは、やはり鉄壁の魅力。左のマーガレットのようなボタンは特に魅力的ですが、生憎裏面の脚が壊れています。ーーー子供の頃は、学校近くの文具店で鉛筆一本や消しゴムを一個買っただけで嬉しくなりました。働き始めてからは、残業食代の残りでコンビニでプチプラ・コスメやピン留めの一個を買うだけで結構ワクワクしました。そう言うプチプラの買い物のワクワク感が一般的には中々ないイギリスでは、古いボタンの雑多な詰め合わせこそ、同等のときめきに近いかも知れません。

 

 



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