2026/08/03

キューピッドのお茶会柄のロリィタ・ドレス

 

今年の一時帰国で東京に滞在していた際、リサイクル・ショップでロリィタ服を買いました。と言っても、念の為自分が着る用ではありません(流石に)。イギリスに戻ると姪っこの誕生日がすぐだったので、そのプレゼント用に買いました。姪は普段はイギリスの若者らしい、ちょいパンク入ったストリート系の格好をしていますが、ロリ服を始め日本のファッションが好きで、古着サイトでお値打ちのロリ服を探しては時々買って愛用しているそうです。何せ新品のロリ服は、日本でも高価だけどイギリスでは更に高い。稀少なせいか、セカンドハンドとしても結構なお値段で売られています。ロリ服は日本でも古着としは高めだし、そもそも半端なく嵩張るのでイギリスに持って帰るのは無理…と思っていましたが、奇跡的に格安な上に嵩張らない中古ロリィタ服に出会う事が出来ました。 

姉に寄れば、このブランドは元々ロリ服としては低価格ラインなのだそうです。確かにこのスカートの下にパニエを履いていない状態だと、ロリ服としてはボリュームも装飾も控え目に見えます。

その分余り気張らず、単なる甘いテイストのサマー・ドレスとして、普通のファッションとも割と馴染み易く着る事が出来そうです。素材は、ブロード程度の厚さの綿100%。身頃前面は立体裁断され、ボディにフィットする造りです。左脇にジッパーがあり、この開閉で着脱出来ます。手前のリボンは、ブローチ式で取り外し出来ます。

背面はシャーリング状で、両脇に縫い付けてあるレースの穴にグログラン・リボンを通し、ロリ服らしくレース・アップ出来る仕組み。このシャーリングがかなり伸び、更にレース・アップで幅広くサイズの調節が可能なので、一応フリーサイズに設定されています。

背面のリボンも、ボタン式で取り外し出来ます。上手く結ぶ事が全く出来ず、お恥ずかしい限り💦


スカート部分のプリントの柄は、大小の水色の水玉地にカップ・ケーキやクグロフ等のお菓子やティー・セット、それと戯れる赤ちゃんタイプのキューピッド、その周囲にはレース、リボン、花々が溢れ甘々。

しまむら等でもお手頃な価格のロリィタ・ファッションが手に入り易くなったせいか、地雷系や量産系等の似たテイストが一般的になって来ているせいか、今回日本でロリィタ人口が増えているように感じました。

イギリスでも徐々に増えているようで、見掛ける機会が多くなりました。我が家の最寄り駅近くやアンティーク・モールでも出会った事があるし、これ↑は最近NTのお屋敷で見掛けた全く知らない人。本当は、こんな風に本人の許可なく隠し撮りしてはいけません。ええ、日本ではしませんとも(笑)。

大学生になりすっかりパリピになった姪は、期待通りこの服に大喜びで、今度のイベント(コミコンの事らしい)で着たいと言っていました。姪は華奢で白人としても色白だから、ロリィタ・スタイルが中々様になります。姪の話では、ロリ・ファッションの大会なる物もあるらしく、その為英国でロリ熱が急速に上がって来ているそうです。




2026/08/02

アンバー色系ラインストーンの円型ブローチ

 

六月の猛暑の日に訪れたArdingly アーディングリーのアンティーク・フェアでは、続いて最大の屋内会場Abergavennyを訪れました。今回の一番の目的もプレゼント用のビンテージ・ジュエリーを買い集める事なので、この会場は安くても素敵なビンテージ・ジュエリーを獲得出来る確率が毎回最も高いのです。 入って直ぐのストールで、早速このブローチに出会いました。ボリュームが十分あり凝って見え、更に値段は2ポンドと言われてお買い得だったので、買わずには居られませんでした。

直径は5㎝位。金属製の円型の飾り枠の付いた台座の中に、ラインストーンが爪留めで配置されています。

この爪自体が少し装飾的で独特で、こんな仕様は初めて見ました。

枠の装飾も、ちょっと変わっていて今まで余り見た事のないタイプです。

ラインストーンの色は、トパーズのような山吹色、シトリンのような薄黄色、アンバーっぽい茶色&薄茶で、渋めの色合いで纏めてあります。しかし輝きと透明感は綺麗で、十分ゴージャスに見えます。

ラインストーンの形も、ラウンドとマーキスのミックスなので、ラウンドのみより充実感が出ます。

安過ぎてプレゼントとして申し訳ない気もしますが、もっと価格が高ければモノが良いとは限らないのが古物です。値段が高かろうと安かろうと、贈る相手の好みに合う、デザインが魅力的で状態の良いビンテージ・ジュエリーを手に入れて贈る事が最も大切だと思います。




2026/08/01

ピンクのバラ一輪のル―サイトのインタリオのブローチ

 

今年の六月も、Ardingly アーディングリーのアンティーク・フェアへ夫婦で出掛けて来ました。が、折しも六月の国内最高気温を更新する記録的な熱波のピークで、「red warning 」と言う気象警報の最高レベルが出ていた日! この「赤色警報」は、生命の危機の可能性もある程の甚大な自然災害を警告するもので、私が住んでいる地域では初めて遭遇した気がします。 

そんな日は外出しないのに越した事はなく、まして日陰の少ない広大な屋外フェア会場を歩き廻るなんて狂気の沙汰ですが、予めチケットは購入していたものですから。勿論、涼しい快適な服装をする、水を大量に持ち歩く、日傘を持つ等の対策は出来る限りして出掛けました。イギリスには珍しく、他にも日傘を差している人を会場で見掛けましたが、現代のイギリスでは一般的に日傘が売られていないので、多分単なる雨傘だとは思います。 

その他、携帯扇風機(チャールズ国王も使用するらしい)を持ち歩いている人達も見掛けました。しかし、日本の夏で定番になって来ているネッククーラーを着用している人は、未だ見掛けませんでした。とは言え熱波は着実に増えて来ているので、いずれはそれもイギリスで浸透し出すのは時間の問題だと思います。

そんな厳しい暑さの中のフェアで最初に買ったのが、大好きなルーサイトのインタリオのこのブローチです。エッジのカットのない円型カボションの中央に、バラの花が大きく一輪だけ掘られたシンプルな図案です。

しかし、返ってバラの華やかさが目立ち、蛍光ピンクの色合いがレトロで魅力的だと感じました。

以前エッジが鋭角にカットされていないルーサイトのインタリオは、モチーフがエッジに反射しないので少し退屈に見えるとか書きましたが、カットが無くとも多少は反射しています。このブローチの場合、縁がほんのりピンク色に染まって見えるのも可愛いと思いました。

この日のアンティーク・フェアで、買う気はないけど気になったアイテムの一つに、ルーサイトのインタリオのバングルと眼鏡フレームのセットと言うのがありました。バングル単独でなら見掛けた事はありますが、ルーサイトのインタリオの眼鏡フレームと言うのは初めて見ました。そもそも、バングルと眼鏡フレームがお揃いって珍しい。ケースも残っていて、フランス製と書いてありました。サングラスのでかさや形が、時代を物語っています。