昨年のクリスマスのボクシング・デイ(12月26日)に夫婦で訪れた港町Whitstable ウィッツタブルで、クリスマスのディスプレイの街並みを眺めながら、港にやって来ました。
イギリスは日本同様に島国なので港町は多いものの、ウィッツタブルは昔ながらの漁港の色が強い為、これ程人気なのかも知れません。
街にはシーフード・レストランが多く、港にも一般人でも買える魚市場や魚介のファーストフード・スタンドが並びます。もっともP太の話では、イギリスでシーフードがこれ程人気になったのは(フィッシュ&チップス以外で)、ここ最近の傾向だそうです。
漁業に使用するらしい木箱(特産の牡蠣の養殖用?)を積み重ねた、漁港ならではの個性的なクリスマス・ツリー。
良く見ると、漁船の一つ一つにもツリーが飾ってあります。
一般的なツリーの巨大版も、ちゃんと飾られていました。
ここの魚市場で、小腹を満たす為に魚のフライでも摘まむつもりでしたが…、閉鎖されている?? 実は、2年前に隣の建物から出火したのが飛び火して焼失したそうです。
しかし火災保険会社が隣からの出火だからと主張し支払いを拒否した為、市場の持ち主は傷心・失望の余り亡くなり(涙)、市場の復興の目途はないとか。
そして、何やら人のやたら集まっている一角があると思ったら…、
…ややっ、これは好物(笑)のモーリス・ダンスが始まるのではないか。
実際に、ダンスが始まりました。
匠の技のキレッキレのダンスでも、優美な伝統舞踊でもない、正直言ってマヌケな踊りなのですが、楽しい雰囲気なのは確か。
踊り手も演奏者も観客も、御覧の通り皆楽しんでいます。
勿論、浜辺も少し歩きました。
この日は波が荒かったようで、海水が灰色に濁っています。
この季節、例え快晴であっても、午後2時過ぎには既にこの暗さ。
ウィッツタブルを去った後、続いてこの季節は観光客ほぼ皆無のTankerton タンカートンの浜辺にも寄りました。夥しい数のカラフルなビーチ・ハットが、イギリスの浜辺らしさを物語っています。
こちらは、夕陽に照らされている隣町のHerne Bay ハーン・ベイ。人混みが嫌いなので、イギリスに住み始めて以来、海を訪れるとなると冬の方が多くなりました。
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