最近訪れたHungerford ハンガーフォードのアンティーク・モール「アーケード」で、この緑色のラインストーンのペンダントを買いました。多分1970~80年代のビンテージとしては比較的新しい製品で、石も単なる貼り付けで正直そんなに良い造りではありません。
しかしエメラルド・グリーン色のラインストーンの輝きは美しく、クラシックな重厚感は十分なペンダント・ヘッドだと思いました。
直径は5㎝位で、ペンダント・ヘッドとしては十分ボリュームがあります。透かし細工風の台座は形が点対称で、私は最初は勲章っぽい位に思っていました。しかしP太に見せると、ケルト十字風だと言いました。そう言われると、何だか魅力が増すように思えます。ラインストーンが濃い緑なのも、アイルランドっぽく見えます。
しかし、あくまでケルト十字「風」で、ケルト・ノットとかの決定的な特徴がある訳でもなく、ビサンティン様式っぽくも見えます。
ちょっと安っぽいと思えるのは、チェーンが大味なせいかも知れません。日本では喜平チェーンと呼ばれる、最も安価なタイプです。が、これは勿論交換する事が可能です。台座の裏面を見ると、ブローチ用のピンを取り付けてもOKな仕様になっていて、同じ台座を使ってペンダントとブローチの両方が生産されていたようです。
家に帰ってから、石のくすみや台座の合間の埃を取る為に古歯ブラシで磨くと、台座の輝きも戻って結構全体的に蘇りました。
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