2024/09/25

ピーコック・ブルー色カボションのフィリグリーのブローチ

 

私が単独で一時帰国している三か月間は、当然夫婦で出掛ける事が出来なかった為、その期間を取り戻すかのように、夏の日が長い間は熱心に夫婦で外出しました。天気の良い日は自然の中でトレッキングかNT(ナショナルトラスト)の庭園を訪れましたが、天気の悪い日の娯楽と言えば専らアンティーク・モール巡り。その日も小雨模様の天気だったので、昔の倉庫の続きの建物にアンティーク・モールが集中している為、雨が降っていても比較的移動し易いSawbridgeworth ソウブリッジワースを訪れました。

姉の誕生日が近付いていたので、プレゼント用のビンテージ・ジュエリーを買い足すのにも良い機会でした。其処で今回買ったのが、このフィリグリーのブローチです。

フィリグリーのブローチも今まで姉用に何度か買いましたが、これはちょっと未だ見た事のない魅力的なタイプだと思いました。四隅のラインストーンは良くあるサファイヤ色ですが、中央のスクエアのカボションが、少し緑味掛かったピーコック・ブルー色で印象的です。

立体的に組み合わさった透かし金具も、デザインに奥行きと優雅さを出しています。

写真で見るとカボションの表面の傷が目立って気になりますが、実物は全く気になりません。


この手のブローチは、主にアール・デコ時代にチェコで作られましたが、これは状態が良過ぎて裏のピンも新しいタイプなので、もしかしたら1950年代とか少し新しい時代の物かも知れません。




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