今年の三月に一時帰国する前、姉に今度はどんなモモコ・ドール用のアウトフィットを作って欲しいかと尋ねたらたら、即答で「兎に角無地のトップスが沢山欲しい」との事でした。トップも柄、ボトムも柄物が多いので合わせにくい!と言うのです。…いや、今までも随分無地トップスは送っているはずなんだけどなあ?? ドル活する時間ないし、奥底に仕舞っちゃってるんじゃないの? そもそもこのボトムにはこのトップと一応最良の組み合わせを考えながら作っている訳で、またドール服の場合は数ミリの長さの差でもバランスが悪く可笑しく見えるから、他のボトムにも合わせる事が出来たらラッキーな位で、何にでも合わせ易いトップとか基本的に考えないで欲しい、とモヤモヤ~と思いながらも、帰国一週間前に急遽ダダダと色々作って持って行きました。
身頃たっぷり目だけど丈は短目とか、オフ・ショルダーでベル・スリーブやバルーン・スリーブとかシアー感とか、一応日本の流行を意識しながら、また今まで私が姉に送ったボトムのデザインを考慮して作りました。今回作ったのは春夏物で、秋冬物はまた次回に。まあ冬物では、やはりタートルネックのシャツの使い勝手に敵うアイテムはなく、既に各色姉にも作って送ってあるはずなんですけどね。
自分的にドール用夏物の一番の万能トップは、この生成りのフレンチ・スリーブのシャツ。似合わないボトム無し。写真では分かりにくいでしょうけど、生地は皺加工になっていて、無地でも結構間が持ちます。
次位に良く使うのが、生成りレースのラグラン・ブラウス。自分のワードローブでもそうですが、本当に装飾の一切ない無地だけのトップスだと、余程形自体がお洒落で凝っているとか、素材感が面白いとか色合いが絶妙とかじゃない限り、幾ら合わせ易くとも退屈で飽きて来てしまいます。
それでレースや刺繍等の、ボトムの柄を邪魔しない程度の装飾が、つい欲しくなります。そもそも凝ったフォルムを作る技術が私にはないし、ニュアンスのある素材や色の布を手に入れるのがイギリスでは難しいのです。
で、肝心の試着例なのですが、帰国直前で撮影の時間が無くて断念。恐らく着替えさせている内に、このトップにはこんなボトムの方が似合うのになァとか、更にどんどん作りたくなっちゃう危険性大で手を出さずにおきました。試着例は帰国後に姉の家で実際ドールに着せて撮影すればいいや~と思っていましたが、思いの他その時間はなく、それ以前に滞在前半は撮影場所にさえ到達出来ない程モノが溢れていました。試着例は姉のインスタにその内登場するだろうから、そちらを御覧頂ければ幸いです。
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