二月の小金井公園のフリーマーケットは、収穫は多くありませんでしたが、リカちゃん人形を一体ゲットする事が出来ました。500円と言われたのを、300円に負けて貰ったと記憶しています。
ファッション・ドールは日本のフリマでは意外と見掛けない物で、HOBBY OFFなら沢山売られていますが、普通の子供の遊び古しのばっちい状態のリカちゃんでさえ一体1000円位する為、私としては悪くない収穫でした。
優しいピンク色の髪をしたリカちゃんで、ネットで調べてみて、多分「バスタイム・リカちゃん」であろうと突き止めました。お風呂のお湯に触れると、髪色が熱で濃く変化する仕様です。
顔も可愛い事は可愛いのですが…、何かアイ・プリントにシャープさがなくボヤけていて、目が寄り過ぎているのか表情も嘘臭く、リップの彩色もキレがなく口元が緩い感じで、色自体も他では見た事がなく、顔型が妙に四角っぽく、まるでリカちゃんのぱったもんみたいな安っぽい雰囲気。今は4代目リカちゃんでも、リニューアル直後と現在のリカちゃんでは結構顔が違いますが、もしかしたらこれはその過渡期のリカちゃんなのかも、と推測しました。特に生産のメインが中国工場に移った時とかの、品質の安定しない頃のリカちゃんなのかも知れません。
熱で髪色の変わるリカちゃんは、1999年頃から既に出ていて、色々テーマを変えて現在も販売されています。もしこのリカちゃんが本当にお風呂用であれば、変わる髪色の他に、首の後ろ側から頭部に入った水を出し易い切れ目、錆びないよう手足の針金がない等の特別仕様になっているらしいのですが、そう言う特徴は見当たりません。
しかし、例えリカちゃんとしては劣化版みたいな顔でも、現在イギリスで売られているファッション・ドールに比べれば遥かに可愛いのには違いなく、魅力的に見せられるかどうかは、今後の私の工夫次第だと思っています。
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