昨年の11月初旬に、英国南東部最大の骨董市Ardingly アーディングリー(アーディングライ)のアンティーク・フェアの年内最後の開催日に、夫婦で行って来ました。一番の目的は、姉や友達へのクリスマス・プレゼントを買う事。ガソリン代のめちゃ高い今のイギリスでは、遠路のアンティーク・モールへ買いに行くより、返って入場料を払ってでも近場のこのフェアに行く方が、安上がりだし収穫も確実だと思いました。また、この所余りお出掛け出来ない我々にとっても、手軽で最大の娯楽です。
その日は特に寒くもなく雨も降っていませんでしたが、実は開催初日の前日は警報が出る程の暴風雨!! 予想は出来ましたが、屋外のストールは今まで最少でした。いつもはストールが立ち並ぶこの場所も、御覧の通り伽藍洞。都市封鎖直後の開催でも、記録的な熱波の直後の開催日も、これ程少なくはありませんでした。
私の一番のお気に入りのストールが集まり、毎回真っ先に行くこの通路も、すっからかんの寂しい状態。
仕方なく、今回は最大の屋内会場Abergavennyから見て回りました。
天候に左右されない屋内は、流石に通常通り賑わっていました。
銀貨の気になるP太のお目当てのストールがあるこの屋内会場Jubilee Hallも、今回はいつも通り賑わっていました。
ここには、70年代のアート・ガラス専門のストールや…、
…北欧ビンテージ専門のストール等、他では見ない拘りの専門店が入っています。
このアンティーク・フェアでは、多分早くから出店を申し込むものの、当日が悪天候で実際には参加を見送る出店者も多いようです。また、全ての商品をフリマ並みの価格で売っているストールも結構見掛ける為、もしかしたら出店料が意外と安いんだろうか?と、試しに確認してみました。すると概ね200ポンド(約3万2千円)位で、都市部の見本市程ではないにせよ、やはり小規模の商売にとっては大きな出費です。そしてやはり、屋外より屋内の方が出店料は高目です。しかし意外にも、このJubilee Hallは最も高い売り場ではありませんでした。最高出店料の売り場は、平均の倍の400ポンド以上もして、これまた驚きでした。
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