2022/08/04

赤いラインストーンのフィリグリーのブローチ

 

リペイント用の中古ファッション・ドールを沢山仕入れる事が出来た日のフリマでは、最後の最後の去り際にこのブローチを買いました。そこはプロのストールに見え、テーブル上では頗る怪しい香水とかを販売していましたが、端っこで段ボール数個に新旧雑多にどっさり詰まったアクセサリーを売っていました。ネックレス&ペンダントは見事にこんがらがって、何が何だか分かりません。売り主の女性は、「そのアクセサリーの箱、全部買うのなら100ポンド(17千円)で良いわ」と言いました。しかし、確かに数だけは大量でも、ほとんどが安物でしかも壊れているガラクタなのに、100ポンドは全くお得ではなく十分ぼったくりだわいと内心思いました。そもそも、一体どんな客がフリマで100ポンドの現金を持ち歩くと言うのでしょうか。このブローチも、裏のピン部分が元から壊れているジャンク品でしたが、一個だけなら50ペンスで買えたから良しって事に。

好物のアール・デコ時代のチェコスロヴァキア製のフィリグリーのブローチなのですが、上記の通り元々ピン部分が壊れていました。針自体が無くなっていたので、自分でストッパー部分も取り去って、現代のブローチ・ピンを接着剤等で貼り付ける以外に修復方はありません。しかし、いっその事チェーンを取り付けて、ペンダントかチョーカーにリフォームする方が良いと考え購入しました。

クラシックで安定感のあるデザインだし、造りも爪留めでしっかりしています。そして大好きなはずのフィリグリーのブローチ…なのですが、面積に対してラインストーンが少なく、正直大味と言うか何だか寂しい印象です。

 

 



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