今回御紹介するアイテムとは、単に見掛けたフリマと日が同じと言うだけで全く関係ない話から始めますが、フリマで黒地にビーズ刺繍の衣料だけをずらりと並べ、一着2ポンドで販売しているおば様のストールがありました。地布は黒地の絹ばかりで、全てインド製だそうです。おば様は若い頃からこう言うデザインが大好きで、コツコツとコレクションして来たそうですが、体型が変わりサイズが小さくなって着用出来なくなった物を販売しているようでした。長年大切にされて来たのは明らかで全て状態は良く、刺繍のクウォリティもうっとりする程綺麗で、全体的に売り主の好みや歴史が感じられる、忘れ難い見事なストールでした。どれも2ポンドを払う価値は十分過ぎる程あるように見えましたが、自分の好みの物はサイズが合わなかったり、実際着用するには重量があり過ぎたりで、生憎買うには至りませんでした。
その日のフリマは収穫がとても少なく、一度は見送ったこのブレスレットを最後に50ペンスで買いました。1920~50年代辺りの、クリスタル・ガラスのラインストーンの連爪のブレスレットです。連爪のビンテージ・ブレスレット自体は、そう珍しい物ではありません。しかし大抵は連爪のチェーンのみで、その点これは、ラインストーンが花型に並んだ、オーナメントとも呼べるポイントになる部分のあるのが魅力です。
ワンタッチで装着出来る、古風なクラスプも素敵。特にブレスレットは、装着が簡単じゃないと箪笥の肥やしになってしまいます。
姉に送るつもりで買いましたが、サイズは姉にも私にも少々大き過ぎます。しかし、手の甲をすり抜ける程ではないので、着用可能だとは思います。手首に付けると、しゃらしゃら揺れるラインストーンの輝きがうっとり綺麗で、スワロの人気のブレスレットにも負けない魅力だと思います。指輪やブレスレットは自分の目に入り易いアクセサリーだから、素敵な物を身に着けると幸せな気分にさせてくれます。
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