昨年のクリスマス・プレゼントとして、お友達のキチ吉ちゃんから、とても好みに合う日本の銀行の古い貯金箱を二つ受け取りました。どちらも民族衣装を着たプラスティック(多分ポリ)製の人形タイプで、その内の一つはこの沖縄の人形でした。
住友信託銀行の世界風俗シリーズで、これで24回目と書いてある事から、少なくともこの前に23のバリエーションが出ていたようです。
民族衣装のシリーズとして沖縄を取り上げるのは珍しいし、その上流装としても女性用ではなく男性用の衣装なのが変わっています。
沖縄が取り上げられたのには理由があり、第二次世界大戦後アメリカの占領地とされていた沖縄が、1972年に日本に返還されたのを記念して製造されたからです。 沖縄は、第二次世界大戦で日本国内唯一の陸上戦が行われた土地として蹂躙された上、終戦後も72年まで米国に統治されました。
当時は通貨がドルだったし、本土へ来るのには旅券が必要だった…なんて事は、若い世代には想像すら出来ない人も多いかも知れません。かく言う私も、琉球郵便独自の切手が発行されていた事位しか知らないんですけど。
景品でさえ日本製と言う所が、時代を物語っています。顔&ボディの極めて乾燥な造形に対し、髪の表現がやたら細かい所に、日本人特有の几帳面さが無駄に(笑)表れています。この男性用の髪型はカタカシラ(欹髻)と言い、ちゃんとハチマキとカンザシも再現されています。
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