2025/11/11

秋のヴァージニア・ウォーター 2

 

昨年の秋、紅葉を楽しみにVirginia Water Lake ヴァージニア・ウォーター人造湖を訪れ、西から東西に長い湖の南岸に沿って歩き、東端に到着しました。


対岸近くに、コブ白鳥の番いが見えます。遠くに居るなあをと思っていましたが…、

…私達夫婦の姿に気付くと、物凄い勢いで側までやって来ました。白鳥って、とんでもなく泳ぐの速ッッ。何か食べ物を貰おうと期待したようですが、ごめんな、何も持っていないんだよ。 

私夫婦も、小腹が空いて来ました。毎度ながらおやつやお茶は持参しましたが、車の中に置いて来ていて、持ち歩いているのは水だけでした。東端は正面入り口で、ビジターセンターやカフェ、売店が設置されています。

冷え込んで来た事もあり、カフェでお茶する事にしました。注文したシナモン・ロールはソツなく美味しく、和食器のようなティーカップ&ソーサーはセンス良し。しかし、やはりイギリスの外食は高い。このカフェでは、アボカドとスモーク・サーモンのホット・サンドウィッチが16ポンド(三千円以上)とメニューに記してありました。確かにスモーク・サーモン自体が結構高いけど…、料理とは呼べない程度のメニューに三千円も払えるか⁈

更に、湖の北側も少し歩いてみました。湖の北には、Windsor Great Park ウィンザー大公園が南北5㎞以上も続き、ウィンザー城の麓まで到達します。その中にはヘザー(エリカorヒース)・ガーデンや窪地を利用したバレー・ガーデンと言った無料庭園も在りますが、既に陽が傾き始めていたので、今回我々は少し歩くだけです。

この北側に、高さ30mもある巨大なトーテム・ポールが立っています。1958年に、カナダの先住民族作家に寄って制作された物だそうです。

彫刻側はどちらから見ても逆光or影で暗くしか写らないのですが、実はカラフルに彩色されています。昔務めていた会社で、こんな民芸調か鬼瓦的な顔(ほぼ妖怪)の社長が居たんですよ…。

そしてその近くに、愛しのフェアリーテイル毒キノコちゃん(ベニテングダケ)の群生が‼

生えて間もない幼生と笠の開き切った成熟したタイプが、丁度隣同士で並んでいます。ロリと熟女の魅力比較??

紅葉が期待したよりは進んでいなかったので、すっかりキノコの季節も未だかと思っていましたが、実は既に湖の周辺にも沢山生えていたのに、行きは気付きませんでした。

既に薄暗くなって来ており、私のカメラと腕では生憎大方手振れしてしまい(一々ファインダーで確認しない)、無事なキノコの写真が余り残っていません…。

帰路も、やはり南岸を通って行きました。気温は、既に息が白く見える程下がっていました。

位置の低い夕陽で、湖が一際美しく幻想的に見えます。風が落ち着いたのか、水鏡も寄りはっきりと見えます。

Five Arch Bridgeも、湖に反射してこの通り。

一番の目当ての紅葉自体はイマイチでしたが、ここもまた季節毎に訪れてみたい魅力的な場所です。しかしやはり駐車の問題で、週末は絶対無理そうです。今度は、北岸の庭園も訪れてみたいと思います。




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