2025/08/13

ツイン団子ヘアーのバービー・エクストラをリペイント

 

バービーのリペイントにも多少慣れて来たので、以前中古で手に入れたピンク髪&ツイン団子頭のBarbie Extra バービー・エクストラを結局リペイントする事にしました。元のフェイス・デザイン自体は、リップの色も悪くなく、ぶっとい眉毛も含めて結構気に入っていましたが、プリントの解像度が余りにも安っぽくドットが肉眼で見える程粗いのは、やはり我慢出来ないと思いました。

本当はもっと優しい雰囲気の顔に仕上げたかったのですが、やはり気を抜くとどんどん強めになってしまいます。盛るのとは正反対にミニマムで見切りを付けて止め、バービーをあっさりシンプルに仕上げるのって一際難しい!

一度この団子頭を解くと私には二度と形成出来なさそうなので、髪型はずっとこのままにしておくつもりです。これが結構個性的だし、元々ファンキーな服装で販売されたバービーだから、余りにも優しい大人しい顔よりは、返ってこの方が多くのファッションを着こなしてくれるかも…と多少期待しています。

ただし、非現実的な程長過ぎる髪は、扱い辛いし毛先が痛んでいるので腰位までカットしました。以前美容師さんから聞いた話だと、実際に人間の髪も、腰以上に長くなると栄養が十分回らなくなるそうです。ヘアアレンジを予定しているか二次元のキャラを模しているのでもない限り、自分のドールには長過ぎる髪は必要ないと思います。

リぺに伴い、彼女専用のアウトフィットも制作しました。こんなロング丈のコットン・ドレスは、こちらでは典型的な夏のリゾート着としてほぼ毎年出て来るタイプの服です。多分70年代ファッションのリバイバル・デザインだと思いますが、今年は特に流行っているらしく、海辺や庭園等で多く見掛けました。

スカート丈はミモレかマキシ、身頃は大抵ハイウェストで割と体にフィットしており、シャーリングの場合もあります。袖は大き目のパフスリーブで、スカートは23段に切り替えられ、裾で大きく広がっています。

この手のドレスは、異素材の装飾は無しで一種類の布地のみ、特に単色の小花柄で作られる事が多いようです。

今回私が使用したこの生地は、例のフリマで買った中古布詰めの巨大バスケットに混じっていた一枚。透ける程薄く非常に滑らかな綿ローンで、手触りがリバティのタナローンにそっくりですが、布耳に表示がなくメーカー名は付き止められませんでした。

大ぶりのバラ柄で、もし人間用の衣料に仕立てたら中々素敵に仕上がりそうです。 主線の焦げ茶と地色のピンクのみのプリントに見えますが、実は極めて淡い水色、黄緑、ベージュも使用され、全部で五色使いになっています。この贅沢な色使い、プリントの精度、柄のクセの強さから、やっぱりリバティっぽいと思いました。

ボディは、爪先立ちで殺人的な高さのヒール靴しか履けない足のオリジナルから、ぺたんこ足のタイプに替えています。踵の形態が違うだけで、可動域は全く同じボディです。このタイプは、バービーの他のボディに比べ、腕が細過ぎて見えるのが玉に傷です。

しかし、フラット足はフラット足で、少しでもヒールの高さのある靴を履かせると立たせられなくなります。リカちゃんの足程度に、固定踵でもどちらにも対応出来る形に変えられない物なんだろか。

服のテイストに寄っては、当然合わせるフットウェアも変わる為、その度に適切なボディに替えられるよう、リぺする前にヘッドを抜き易く改造しています。

そしたら、首のジョイントに留まらない程首穴を大きく開け過ぎてしまいました。油断するとスポーンと深く嵌り過ぎてしまい、首が短く見えますが、元から首が長いバービーだからまあイイか…。

ところで、このバービーに抹茶フロートらしき物を持たせていますが、抹茶テイストが世界的に人気があり過ぎて、抹茶の供給が追い付けないと、こちらの幾つかのニュースでも読みました。「Matcha」は数年前から食に関して熱意の無いイギリスでは珍しくブームで、抹茶味のポテトチップスさえ存在するそうです。更に、このところの円安で日本へ向かう観光客が急増し、日本で抹茶味の美味しさに嵌った外国人が一層広めているらしいのです。

今や海外のスターバックスでも、抹茶フラペチーノ等の抹茶味ドリンクを提供しているそうです。スタバに全く行かないから(躊躇ない糖分がコワイ)知らんけど! 

そう言えば、インスタの相互フォロワーの海外ドール・ファンの中にも、現在ドル活用品を買う為に日本へ旅行する人が結構居るようです。そりゃドル活民にとっては、こちらより日本や韓国が断然商品が豊富で魅力的だし、更に円安とあっては正に今こそがチャンスなのかも知れません。




0 件のコメント: