このネックレスも、今年3月に一時帰国する直前に購入した物で、姉へのお土産として選びました。日本へ持って行く前に写真だけは残して置きましたが、何処で幾らで買ったかは全く憶えていません。そもそも既に投稿して御紹介していたんじゃないかと勝手に勘違いしていましたが、それらしき記事は見当たらず。もしかしたら、購入したのはBrackley ブラックリーのアンティーク・モールだったかもと考えています。
ビンテージと呼ぶ程古そうではないもの、姉好みのケルト文化に影響されたアーツ&クラフツ風の魅力的なデザインで、またアクセサリーとしてボリュームも十分あります。確かに見た目的に今まで出会った事がなく珍しく、どう見ても手作業でカットした、普通に買ったら絶対結構高価な品…、と思ったからこそ買った記憶だけはあります。
ずっしり重いピューター製で、葉の透かし模様が糸鋸等の手作業で刳り貫かれているのが分かります。
裏面を見ると、やはり手作業で細かくハンマー打ちされています。この裏面に刻印があり、「ORTAK SCOTLAND」と読めます。検索してみると、「ORTAK」はスコットランドの最北部オークニー諸島のジュエリー・メーカーで、思った通り総手作りで製造している工房のようです。これと全く同じ物にもヒットし、同様の中古でも1万円以上で売られていました。
オークニー諸島は古代遺跡の宝庫で、歴史・考古学好きにとっては憧れの地です。英国最古の建築物「Knap of Howar」(紀元前3700年築!)も、ここに在ります。しかしスコットランドのエディンバラやグラスゴーでさえ我が家からは物凄く遠い上、オークニー諸島へのフェリー代はバカ高いと聞きます。ロンドンの空港から直行便も出ていますが、飛行機代は返って国外へ行くよりも高そうです。果たしてオークニーを訪れる事の出来る日が、いつか私に来るのでしょうか?? 念の為、ORTAKの直営店自体は、スコットランドのあちこちに在るそうです。
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