テームズ河畔の城下町Wallingford ウォリンフォードの、元老舗ホテルの建物を利用したアンティーク・モール「Wallingford Arcade ウォリンフォード・アーケード」で、戦艦の迫力の巨大模型が並んだ部屋以外は、概ね元客室だったと思われるこじんまりした部屋が並んでいました。
かつてはどんな客室だったのか、どんな客が宿泊したのか…なんて思いをはせます。
ここなんて、元戸袋だったと思われるような僅かな窪み。
元廊下の思われる場所も、ドアを嵌め殺しにしてレコード売り場に。
これは、明らかにかつて暖炉だった場所です。
ガラス製品が詰まった、リペイントしたのに違いない古いキャビネットは、これそのものが味わい深い。
どれもヘタウマ顔のマトリョーシカ。中央の魚を持っている動物はカワウソ?ラッコ?
左手前のペアのバンビのフィギュリンは、もしかしたら昔の日本製かも知れません。
妙に惹かれる、物売りの木製人形。手前のスロットマシンのミニチュア(貯金箱らしい)にも惹かれます。
確認していないけど、きっとウラン・ガラスに違いない薄緑乳白色のランプシェード。
一方こちらは、ミッド・センチュリーのプラ製のキッチュなランプシェード。
様々な古道具がライトスタンドに再利用されますが、これには鞴(ふいご)が使われています。
古い缶には常にコレクターが居ます。収納しにくい丸い缶をまとめて額装するのは、中々良いアイディア。
古いサンプラーも、人気が高いコレクタブルズ。右のハートの女王のゴブランを貼った木箱も、味があります。
典型的なイギリスの田舎家、すなわちコテージは、モチーフとして人気が高く、缶にも陶器にもティーコジーにも使われます。
ハイ・ストリート側には割と大きな部屋もあり、主に高級家具等が売られていました。…右のタイタニックのポスター(幟?)が、どうにも浮いて見える(笑)。
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