昨年のGWに姉夫婦と訪れた三春町郊外のお洒落な商業施設「Britomart ブリトマート」の、期間限定でオープンしていたセンスの良い古着屋さんで、この刺繍のブラウスを買いました。5月の連休ともなると、福島県でも日中はかなり暑く、しかし冬服しか持ち合わせがありませんでした。姉は東京から幾つか半袖服を持って来てくれましたが、もう少し夏服を加えても良いだろうと思いました。
民俗調なのは確かですが、決して繊細とは言えない円形を基本とした刺繍は、何処の民族衣装でも見掛けた事のない独特な図案です。
生地はビンテージ布巾のような厚手のコットン、または綿麻混で、刺繍は毛糸です。古着あるあるで、洗濯した際に毛糸から少し色落ちしましたが、ネットに入れていたので災難は逃れました。原産国は分かりませんが、このお店ではアメリカの古着を多く扱っていたようで、これはメキシコとか中南米産ではないかと推測しています。
昔からフォークロアな刺繍のブラウスが大好きですが、好きだからと言って似合うとは限りません。東欧のフォークロア・ブラウスは、大抵身頃がとても幅広くたっぷりしており、首回りでシャーリングと紐で絞る形になっており、元々体の厚みのある私が着ると余計に太って見えるのです。その点このブラウスは、形が普通のシャツと大体同じで平面的で、襟開きも割と大き目な為にすっきり着こなせます。
パンツは勿論スカートにも意外と合い、また刺繍が上部に集中しているのでボトムに柄物を合わせてもOKで、着心地も良く涼しく、昨年の夏はこのブラウスをしょっちゅう着ていました。姉もこのお店で同時に買った少し変わったカーディガンを、職場で皆に褒められると言って気に入っていました。
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