今日5月1日は、フランスでは「jour de muguet」と呼ばれるスズランの日です。元々スズランの花が好きなので、ここ数年はドールにスズランのイメージのアウトフィットを着せて祝っていました。
しかし今年は、新たなドール服を作るネタもなければ、スズラン柄の布とか材料も日本で仕入れて来なかったし、以前作った服で使い回し出来そうなの物もなく、見送ろうかと思っていました。
諦めながらも「ドール」「スズランの服」で検索してみると、単にスズラン柄の布で作ったドレスより、色やモチーフでスズランを表した服の方が自分の好みに合うと思いました。
そして検索している内に、手持ちの材料でも作れるスズランのドール服のアイディアが…突然降って来た~。
ただし時間がないので、今まで作った事のある(つまりドールが着用可能なのは確認済み)シンプルな型紙の服です。
このフレンチ・スリーブの50年代風ドレスは、たった二枚の型紙で出来ていて、簡単な割に見栄えはまあまあだと思っています。
ベースの布は、白地に実は細かいバラ模様が白でプリントされています。自分で買って長年使わなかったパッチワーク用の生地で、シミが付いていたので水洗いしてから作りました。
それに、セリアのぬい活グッズの淡いセラドン・グリーンのプリーツ・テープと、グリーン系のブレード、ベルトとして深緑のオーガンジー・リボンを合わせました。
スズランと言えば花色は白ですが(桃色もあるけど)、深緑色の葉との組み合わせの印象が強い花だと思います。
今回は白メインのドレスにしたので、ウェディング・ドレスかブライド・メイドのようだとは自分でも思います。
また今回は、ヘッドドレスでスズランっぽさを出そうと思いました。言わば、スズランのブーケを頭に飾ったようなイメージ。しかし、小さなスズランの造花もスズラン型のビーズもないので、相変わらずフェイク・パール・ビーズで誤魔化しています。
頭のカーブに沿うように着けたかったから、細いワイヤーに括り付けて、カチューシャ式に着用しています。
スズラン型ビーズならイギリスでも通販で買えそうなのですが、見た目の良いスズランの造花はまず手に入らないだろうなあ。造花と言えば、ケバケバしい色合いのドカーンと大きな花ばかりで。
パール・ビーズのスズランのブーケも、毎年使い回し。
少なくとも、モデルはこの「シガレット・チョコ」のmomoko DOLLで適役だったと思っています。色白肌ではない、普通肌+血色の良い+黒髪のシガチョコさんなので、白いドレスが殊更映えます。
来年のスズランの日までには、せめてスズラン型のビーズ位は手に入れておかねばと思います。
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