2023/11/04

最終回秒読み開始

2013年に開始したアニメ「進撃の巨人」が、いよいよ今夜最終回(完結版後編)を迎えます。世界中で人気が高く、全世界共通のオンライン打ち上げパーティーや音楽イベントも企画されているそうです。自分のカウントダウンとしては、進撃のアニメ全シリーズを通して好きなOP(オープニング)ED(エンディング)ソングを、勝手にランキングしたいと思います。※完結版、総集編劇場版、OAD除く

オープニング編一位「紅蓮の弓矢」1期前半OP 歌: Linked Horizon

これを無くして、進撃アニメ化のヒットは有り得なかったと思える程の、絶大なインパクトのOP。また、この曲のインパクトも、斬新な映像無しでは有り得なかった。中二病漲る歌詞にノリの良い曲と、スピード感溢れる画面のマッチングは抜群。紅白出場曲。歴代のアニソンの中でも、恐らく人気トップ・クラスに入るであろう。

二位「僕の戦争」4期前半OP 歌: 神聖かまってちゃん

イントロからして、いかにもとんでもないドラマが始まりそうな(その通りなんだけど)、不穏な空気に満ち溢れていて期待させる。このシーズンから物語の舞台がガラリと変わったので、OPも今までと全く違っていて丁度良かった。歌詞は英語のみで、映像には主要キャラクターが一人も登場しない等、TVアニメのテーマソングとしては相当掟破りだったが、自分的には一向に問題無く感じた。

三位「The Rumbling」4期後半OP 歌: SiM

進撃にハードロック、意外と合っていて新鮮だった。映像も良い。ただし、絶対地ならし始めるって既にOPでネタバレしている。棒高跳びの始祖ユミル、あの木に向かって走る幼馴染三人、叫ぶエレンの場面が好き。


四位「心臓を捧げよ」2期
OP 歌: Linked Horizon

待ちに待った第2シーズンで、期待通りのOP。リンホラの進撃のOPは、総じて戦意高揚で軍歌っぽい。エレンとミカサの立体機動アクロバット連携シーンには、思わず心が躍るそんな場面は実際には話に登場せず、単なるミカサの希望(妄想)かもだけど

五位「自由の翼」1期後半OP 歌: Linked Horizon

ほぼ軍歌。歌詞にドイツ語が多過ぎて、カラオケで歌い辛いとファンから苦情が出ていた。アニメのOPの映像は、その作品のレベルの高さや制作スタジオの技量をアピールする場でもあるが、立体機動装置のガスボンベのみのドアップで写る場面がやたら長い。確かにあの素材感や映り込みとか、アニメとしては相当高度な技術なんだろうけど…。その割に、主人公はイントロ部分に横顔のみ(しかも「これ誰だ?」って顔)ちょっとしか登場しない。旧リヴァイ班の全員が戦死した後も、OP映像の中では未だ元気に飛び回っているのが切なかった。

六位「憧憬と屍の道」3期後半OP 歌: Linked Horizon

そんなタイトルだったとは今知った。映像に、主人公が(巨人化以外)全く登場しない。悪くない歌だし世界観もバッチリ合っているのだが、流石に新鮮味がなくて飽きた。劇場版も観た人であれば、尚更だろう。因みに、スピンオフ「巨人中学」のリンホラのOPも好き。始業チャイム付きだし。

七位「Red Swan」3期前半OP 歌: YOSHIKI feat. HYDE

進撃の黒歴史とも呼ばれる。歌自体は全く悪くないんだが、何度聴いても物語のイメージに合わず、結局さっぱり心に響かない。思うに進撃のテーマソングには、やはり多少の毒気が必要。ビッグネームを呼んで来りゃ良いってもんじゃない事だけは、重々理解出来た。HYDE大ファンの姉の機嫌を損ねるので一応付け加えると、HYDEのボーカルのせいではなくYOSHIKIの曲のせい! ついでに、英語パートはP太には全く聞き取れなかったそうだ。

エンディング編一位「悪魔の子」4期後半ED 歌: ヒグチアイ

歌だけで聞くと、曲想の展開が唐突過ぎてちぐはぐな印象を受けるが、映像が付くと見事に繋がっていて、文句無しにEDの最高傑作。特に、サビ部分の盛り上がりと映像の劇的な変化の美しさ、その時のエレンの表情には毎回心が震える。その後の廃墟と化した背景は、正に「世界は残酷だが美しい」を表している。最後の、風と共に消えるエレンの場面も物悲しい。丁度ウクライナの戦争が始まった頃だったので、歌詞自体も心に染みる。この時のOPEDも映像から推測するに、当初は四期だけで特別版無しで完結するつもりだったのでは?と勘繰っている。

二位「衝撃」4期前半ED 歌: 安藤裕子

得体の知れないまったりした曲は、少しだけブルガリアン・ボイスのような民謡調が混じり、ダークな歌詞と相まって神秘的とも言える。ファルコ少年や座標がメインの映像と組み合わさり、かなりスタイリッシュな仕上がりに。巨人化の起源の壮大な謎に、思いをはせる雰囲気。

三位「暁の鎮魂歌」3期前半ED 歌: Linked Horizon

この時のOPが違和感あり過ぎたので、リンホラの安定の世界観には心底ホッとさせられた。映像のメインは幼少時のヒストリアで、子供の合唱が入り、牧歌的でジブリ映画のような映像も良かった。「立ち位置が変われば正義が牙を剥く」等、歌詞も心に突き刺さる内容。

四位「great escape」1期後半ED 歌: cinema staff

歌詞の内容は、ライナーの気持ちを歌っているのでは?と、ファンの間では専ら言われている。曲もボーカルの声も良いし、映像のセンスやスピード感も良い。歌い易いので、車の中でさんざん聴いて一緒に歌っている。

五位「美しき残酷な世界」1期前半ED 歌: 日笠陽子

充分高レベルなEDなのだが、他が更に優秀なだけ。映像はペンシル・タッチでお洒落。ただし、最後に登場するミカサとエレンが、年齢より随分老けて見える。映像のメインはミカサなのに、歌詞の一人称は「僕」だと最終部で分かり戸惑う。歌っている声優の日笠さんは、このずっと後にヒストリアの異母姉フリーダ役で登場。

六位「Name of Love」3期後半ED 歌: cinema staff

綺麗な歌なんだけど地味過ぎた。映像も、「訓練兵団思い出の卒業アルバム」的な静止画像ばかりで、兎に角印象に残らなかった。今思うと、WITさん本当に進撃に関しては、ここで気力尽きていたのかもなーと。

七位「夕暮れの鳥」2期ED 歌: 神聖かまってちゃん

ひたすら禍々しくて気持ち悪い。一瞬メロディアスかつアコースティックなようで、伴奏が絶妙に半音ズレていたりと狂気に満ちている歌。P太は、歌詞が全て英語である事すら気付かなった。古文書的な画像には、実はファンが躍起に知りたがっていた巨人の秘密が沢山隠されているのだが、怖くてエグくてじっくり見る気になれない。毒あり過ぎ。トラウマになりそうで、二度と聴きたくない。OPと違ってEDには、不安を一層煽るのではなく、ある程度の見終わった安堵感が必要だと痛感させる一曲。

―――とまあこんな具合ですが、進撃はBGM自体も印象的で素晴らしく、挿入歌にも良い物があります。巨人出没時の音楽は、恐怖と緊張感たっぷりで眠気覚ましにぴったりなので、車の中でしょっちゅう聴いています。

ところで悲報! この撮影を始める時、手パーツを替えようとして、あろう事か兵長の右手をパキッと折ってしまいました。ピュアニーモの関節は折れる事があるとは聞いていたけれど、室内気温が低かった訳ではなく、無理な方向に力任せに捩じった訳でもないのに、本当に折れる時はいきなり折れるんですねえ💦 手パーツはまた買えば良いものの、問題は折れた接続の先が手首の穴の中に残ったままで、ほじくり出すのに苦労し心も折れました。

なので、やはり手パーツは出来るだけ替えたくはありません。兵長お得意のティーカップわし掴みポーズは、最早左手のみになってしまいました。

進撃のお気に入りのシーンは多々あれど、「ミカサのヤンデレが加速暴走する」「アルミンがゲス頭脳を発揮する」「ハンジの変態ぶりが滾る」と並んで、「兵長がエレンをどつく」シーンも漏れなく好きです。

最終的に(飛行艇の中で)エレンから座標に呼び出された際も、皆が「僕達が悪かった」とか「お前だって悲しかったんだよな」とか思わず甘っちょろい泣き言を吐いている中、リヴァイだけは「今ならケツに蹴り入れるだけで勘弁してやる」と言い放ち、流石兵長は最後までブレねえなと感心しました。この台詞、「蹴り」が抜けると非常にヤッバい事になりますが…(……大変失礼しましたあ)

私が実際に最終回を観るのは、Crunchyrollで英語字幕が付いてからなので(ここの翻訳兵団はディスク版の訳よりずっと優秀!)、日本の放送から数時間後になると思います。因みに前編放送時は、日本に滞在していたのにも関わらず、両親からノロ・ウィルスを移されて体調最悪で寝込んでいた為、リアルタイムで見る事が出来ませんでした。既に原作を読んで物語の結末を知っている私でも、どんな映像化になるのか楽しみでワクワクしています。

 

 

 


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