2023/10/23

武蔵野リサイクル・ショップ巡り 1

東京に滞在していたら、私にとって今や外せないリサイクル・ショップ巡り。普通のショッピングの楽しさや簡単さがイギリスとは比べ物にならない日本でも、中古の安物好きな貧乏臭い私です。車がないと巡るのは中々難しいのですが、義兄も中古品が好きだしサービス精神旺盛なので、喜んで連れて行ってくれます。激務で週末はゆっくり休みたい姉も、リサイクル・ショップ巡りの魅力には逆らえないようで、三人で義兄の車で出掛けました。

まず、姉も私も最初にチェックするのが玩具、しかもジャンク品コーナーです。姉は、ドール用のハウスや小道具を中心に物色します。ジャンク品でも単に箱無し備品欠けとかだと、結構状態が良くお買い得なハウスに出会える事があります。売り場面積を取るので、早く履けて欲しいに為安く設定するのかも知れません。

その点中古ドールは、意外と高目で状態に見合ったお値段です。高目なのは、中古玩具価格ではなく、あくまでコレクタブルズ価格だからで、日本人のドール好きの多さを物語っているとも言えます。

マニュアルに従って念入りに価格査定されるようで、箱入り未開封やデフォルト服付きの美品、元からお高い人形、またはレア物は、ガラスケースの中に入れられています。

やはりリカちゃんやその家族(ファミーユって言わなきゃあ)、友達人形が一番多く売られています。最上段の株主優待リカちゃんは、中野ブロードウェイでも良く見掛けます。

時に、SD等のキャスト・ドールの高級御耽美系人形も。彼は、しばらくここで売られたままでした。

すんごく精密にリアルに出来ていて、しかも可愛いピーター・ラビット君も、しばらくここで立ったままでした(…その後売れたのかどうかは知らん)

その後、店内を一通り見渡します。昔の引き出物&土産等に、意外と面白い物があったりします。小鳥のモチーフが愛らしい、ちょっと見ないフォークロアなアースンウェアの花瓶とか。

ミニチュアにもなった中央のピエール・カルダンのストライプ入りグラスは、当時本当に沢山出廻ったようで、リサイクル屋で度々見掛けます。かく言う、私の実家でも使っていましたね。

ビンテージNORITAKECSは、今でも使い易そうなデザインです。

和服やその小物、着物生地とかは、かなり安く手に入ります。重さは相当あるので、簡単にはイギリスに持って行けないのが口惜しい…。

P太も、ここの電化製品売り場で毎回同様に思うそうです。重い嵩張るだけでなく、電圧も異なればプラグの形も違うし。

二軒目です。現行でも未だ売られている箱入りリカちゃんでも、余り割引感がないような。

箱入りマドレーヌちゃんは、現在このお値段。ブライスは、グッズですら結構高い。

マダム・アレクサンダー人形を見掛けました。ちょっと背が高いようなので、Cissette シセットかな。

店内で、一人でデッカイ声で堂々と歌っている子供を見掛けました。しかも、めちゃ上手い()。子供が少なくなった日本でも、未だ子供が十分健康的で元気だなと思いました。

こう言う場所で買う事は絶対なくとも、昔のオルゴールとか、レトロ玩具系には注目してしまいます。

これ、姉が持っていたかも。今見ても、心躍る愛らしさ。

シルバニアではなく、タカラ社製の類似品です。左の紙製「祝開店」の花輪が、失われつつある日本の文化を伝えるのに役立っています。

 

 


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