今年二月に単独で一時帰国する本当の直前(2,3日前)、荷造りも一通り落ち着いた為、夫婦でバレンタイン・デートとして日帰りで出掛けました。目的地は、今迄も何度か訪れている、ノーサンプトンシャー南西端Brackly ブラックリーに在る地域最大のアンティーク・モール。その後バッキンガムシャーの風光明媚な丘の上の風車を眺め、最後に雰囲気の良い古風な村に移動してお気に入りのパブで夕食を取る計画です。バレンタイン当日の夕食は、事前に予約しないと飲食店で席を取れない為、あえて当日は避けたと記憶しています。
ブラックリーに在るアンティーク・モールはここだけですが、売り場はスーパーマーケットの地下部分全てを占める程巨大で、年に一度位は遠出でも訪れる価値が十分あります。
通路は広目に取られ、売り場面積の割にはストールの数は多くないかも知れません。しかし各ストールは、商品ぎっしりで充実しています。
このモールの看板的…と言うか最早博物館クラスの、軍物専門のストールも健在。
昔の店舗を再現したような、正に博物館のこちらのストールも健在。
このモールを訪れるのは、2年ぶり位でした。コロナ渦に寄る幾度かの都市閉鎖&現在の不景気で、アンティーク商は何処も苦境だと思いますが、ここは変わらずに活気があり安堵しました。
あらゆるアイテムを、何が何でも照明器具に改造しちゃった商品を売るストール。面白いけど買う人は居るの?と思うかも知れませんが、アンティーク・モールには風変りな物を求めに来る客が多いので、案外売れるのかも。
一方、こちらは全てがチャリティショップ並みの価格のストール。ここで買いたい物が見付かればラッキーなんですが、生憎未だ出会った事はありません。
其処で売られていた中央のポットは、ミッド・センチュリーらしいフォルムとパターンが中々素敵。値段も3.5ポンドと手頃ですが、こんな使わないデカい食器は要らんしなあ。
対面の商品が写り込んで見えにくいと思いますが、鏡の下部に手描きでクリノリンの女性&花壇が味わい深く装飾されています。
ここは、本物のビンテージだけではないけれど、1950年代風の割と素敵なデザインのドレスが集まったストール。多分売り主の好みの着用済みの服を売っているようで、サイズが全て同じで私にはデカい。
今は稀になって来ているのに違いない、赤ん坊の洗礼服。大抵美しいレース等の装飾が凝っている為、こう言うアイテムの傷んでいる物を安く手に入れて、部分的にドール服に使用する人もいます。
ここへ来た私の目的は、やはり帰国用の姉や友人向けのお土産を買う事。このキャビネットには、好みのアール・デコ時代のフィリグリーのブローチが、結構集まっていました。
Carlton Ware カールトン・ウェアの陶製貯金箱には可愛いデザインが多く、人気のコレクタブルズなので割と高値で取り引きされています。
50年代のキッチュで好みのアクセサリーが沢山集まったストール。値段は高目ですが、徐々に減って商品が入れ替わっている所を見ると、それなりに売れてはいるようです。ーーー以下続く。
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