ドール趣味やハンドメイド関係のインスタでは、既に8月末頃からハロウィーンに因んだ投稿がされていて、私も早くからハロウィーンを祝わなきゃ駄目なのか??と言う強迫観念のような物に駆られる気分になりました。しかし、相変わらず材料も手に入らないし、ドール用ハロウィーン服のネタも尽きた…。イギリスのハロウィーンは、基本的に家を飾り付けるだけで手芸をする習慣はほとんどない為(未だたま~に子供のトリック・オア・トリート用のコスプレ服を手作りするお母さんは居ますが)、ハロウィーン・モチーフの手芸材料なんて売られていないのです。可愛い黒猫柄の布もカボチャ提灯柄の布も、この国ではまず見掛けません。
このドレスは、本当は最初にマーメイドのエイヴリー用に縫った物です。あのエイヴリーの髪色に合わせて、濃いピンクと紫色をメインにし、更に新たに濃ピンク色のチュール地とメタリックなブレードを買って来て、割と張り切って作りました(…その割に胸のレースアップ風がズレてるw)。しかし仕上がって実際にエイヴリーに着せて見た時、似合わなくはなかったのですが、当初思い描いた夢可愛い雰囲気とは程遠いとすぐに気付きました。
ドレスの色味が強過ぎるし、髪色と被り過ぎてしまい髪色が目立たず、おまけに何だか市販品みたいで安っぽく見えました。お湯パーマまで掛けたエイヴリーの髪を主役にする為には、もっと落ち着いた色のアウトフィットでなきゃと思い、彼女にはグレイッシュ・ピンクのドレスに作り直した訳です。
では、余ったこの服をどのドールに着せようと思った時、型紙は元々リカちゃん人形用なのだから、やはりリカちゃんが一番相応しいと思い至りました。ただし服の色味が相当ケバいので、出来るだけメイクの濃い目の、顔立ちのはっきりしたリカちゃんを選ばなくてはなりませんでした。
正直魔女と言うよりはバレエのコスチュームみたいですが、魔女帽で無理矢理魔女コスにしています。
魔法の杖は、ハットピンとフリマで買ったブローチを合体させただけ。接着すらしておらず、ブルータック(練りゴム)で仮止めしてあるのみです。重量はあるので、ドールに持たせるのはちと不便です。
「ピンクの魔女」と聞くと何だかえっち臭いんで(笑)、タイトルは強引に「薔薇色の魔女」にしました。が、自分で見ても余りバラっぽい色ではありません💦。しかし、魔女服と言えば断然黒が定番で、更にハロウィーンのテーマ・カラーと言えば黒・オレンジ・時々紫や黄緑なものの、もし「青い魔女」や「黄色い魔女」等の魔女服の色のバリエーションを増やせば、今後のハロウィーンも当分は何とかネタが持つかも知れない、などと安直に考えました。
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