フリマでしばらくビンテージ・ジュエリーの収穫が無くて少々焦っていた時、このフリンジのチョーカーに出会いました。ビンテージではないものの、中々見ない凝った素敵なデザイン。姉は首の皺を隠すチョーカーは有難いアイテムと言うので(この歳になると流石にw)、姉へのプレゼントに加えるのに丁度良いかもと思いました。ボリュームもたっぷりで、姉の好みに合いそうです。そしてボリュームがあると言う事は、相変わらず重さも相当あります。
チョーカー部分は、ガラスのシード・ビーズで菱形の編み込み模様が並ぶように、上辺はスカラップ状になるようしっかりと編まれ、このデザインだけでも十分魅力的です。下辺の中心からは、丸型、ソロバン型、オーバル型、ドロップ型やチューリップ型等の銀色のメタル・ビーズとシード・ビーズの連なったフリンジが、長くグラデーション式に垂れ下がり、全体的にインパクトのあるデザインになっています。色味的には渋くて落ち着いているものの、合わせる服の色を選ばない使い易い利点があります。チョーカー部分の端のテグスの編み終わり部分に、肌触りが良いようにベルベットが貼ってあり、造りも配慮があって丁寧です。
このメタル・ビーズはインド製のようで、このチョーカー自体も多分インド製だと思います。フリマで売っていたのは一般の英国人の熟年御夫婦に見えましたが、もしかしたら元々はインド女性の正装用かもと想像しました。
ところで、毎週日曜日に通っていたそのフリマが、今年分は早々と八月末で終了してしまいました。いつもの年なら九月末までは開いていたので、悪天候続きだった訳でもないのに、何故今年はそんなに早く、しかも突然予告も無しに終了したのか不思議です。燃料大高騰だのスタッフ不足だの、今まで通りには行かない不測の事態が色々起きているから、果たしてこのフリマが来年もちゃんと開催してくれるのか不安です。
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