山小屋風チャリティショップでは、現在は玩具の寄付は受け付けていないとの事ですが、その他の不用品寄せ集めの寄付品の中に玩具が混じっている事もあるらしく、若干は扱っています。今回行った時には、この古い子供用鉄琴が、50ペンスで売られていてズキューンと来ました。
何と言っても、パッケージの紙箱のイラストが凄く魅力的。状態も驚く程良いままで、色合い&タッチ共に、古い印刷物の味が良く出ています。
紙箱にも本体にも生産国名とかは記してありませんが、恐らく旧東ドイツとかチェコスロヴァキア製だろうな…とは思っていました。後からネットで検索したら、全く同じ物が東ドイツ製と書かれていました。
鉄琴本体は、鍵盤にコード(アルファベット)が型押しされているのみで銀一色でシンプルです。鉄琴には、二本の撥が付属しています。パッケージのイラストは50~60年代風に見えますが、鉄琴本体を見ると、カラフルなプラスティックを使用していていて、素材的に70~80年代風です。旧共産圏あるあるで、単にパッケージのデザインをリニューアルせず、昔から延々と使い続けていたのかも知れません。
鉄琴は箱の底に固定出来るようになっており、箱に入れたままでも演奏できる仕組みです。箱の内側は黄色になっていて、鉄琴自体が映えるのが中々心憎い演出です。鉄琴のプラスティック部分の青と赤との組み合わせも、ポップでイケています。が、生憎肝心の音程が正確ではなく、所々半音位狂っています。そして音階の狭さから、せいぜい「キラキラ星」か「ドレミの歌」位しか演奏できません。試しにこれで演奏していたら、階下に居たP太が、「あ、玩具の鉄琴を買って来たんだね?」とすぐに気付きました。こんな奇妙な妻の行動を、良く把握しているもんだ…。
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