フリマのとあるストールで小さな木製品を三つ買った内、最後の一つはこのミニチュアのコーヒーミルでした。
精巧でもなければ上手い絵付けでもない、正直子供の工作のような稚拙なミニチュアですが、今までこんなタイプを見掛けた事はないし、素朴な愛らしさがあると惹かれました。何より、1/6ドールに丁度良い大きさ。
エルツ産の木製のミニチュア・カップ&ポット(コーヒーではなくティーセットだと思いますが)と一緒に使うと、ちゃんと絵になります。
以前友達が日本からコーヒー豆を送ってくれた時、私はコーヒーミルを持っていませんでした。挽いた物より豆のままの方が風味が日持ちする為、友達は気遣って豆の状態で送ってくれたのですが、イギリスではコーヒーミルと言うアイテムを中々見掛けず、探すのが(フリマかチャリティショップでw)結構大変でした。
元々イギリスは紅茶の国でコーヒーの歴史が浅いですし、現在はコーヒーを飲む人口が増えたとは言え、多くが粉末かポッド式のインスタントを愛飲しているから、ミルを使う人は少ないのです。
ところでコーヒーミルと聞くと、「大どろぼうホッツェンプロッツ」に登場する、おばあちゃんの大切なオルゴール付きミルを思い出します。盗むのがコーヒーミルな位だから、何処が大泥棒?ってな間抜けな泥棒なんですけど(笑)。もしそんなコーヒーミルが存在したら買いたいと長年思っていますが、今だ出会った事はありません。
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