今年の夏も義妹家族は、義弟の故郷のウェールズに帰省したので、我々夫婦にもお土産を買って来てくれました。P太一家には、一泊以上の旅行に出た際は家族にお土産を買って来る、と言う暗黙の了解があります。しかし伝統工芸や民芸品、御当地食べ物や特産品のほとんど存在しないイギリスなので、その土地らしいお土産を買う事も貰う事も余りありません。今回の義妹からのお土産も、私へはこのムーミン・ママのエプロンで、P太にはセサミストリートのTシャツでした。ウェールズらしくない処か、イギリスらしくさえない…w
しかしムーミンの場合、イギリスとは全く無関係な訳ではありません。何せムーミン・コミックは、元々イギリスの新聞に掲載されていたのです。今はイギリスでもムーミン・グッズは結構多く売られていて、恐らく本国フィンランド、アニメがヒットしたお陰の知名度の高い日本に続き、イギリスはムーミン好きの国だと思います。
御馴染みのハンドバッグをいつも持っているムーミン・ママが、「晩御飯が出来たわよ」と言っている、英国の男性でも着用出来そうな程大きなエプロンです。大胆な大柄の、ポケットもない極めてシンプルなデザインですが、水色のパイピングがアクセントに。
何はともあれ、エプロンは私にとっては常に役に立つアイテムです。イギリスで最も一般的な首紐(と言うか首輪)を頭にくぐらせて着用するタイプなので、私には首紐が長過ぎ、胸当てが意味のない程下がってしまいますが、それは簡単に自分で調整出来ます。首紐をちょん切って、ゴム紐を繋げるだけです。言わば、猫の安全首輪状態。
義妹からのお土産やプレゼントには、良く値札が残っているままだったりしますが、今回はうっかりレシートが入ったままで(笑)、シンプルな割に随分高価なエプロンなのが分かりました。何故なら、こんなエプロンと同柄の缶に入って売られていたからです。勿論私はこの缶も捨てずに有難く何かに利用しますが、中には「金の掛かったパッケージなんて必要ないから、本体自体をもっと安くしてよ!」と思う人も居るだろうな…と勝手に考えました。
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