ドール用に夏の羽織物として、どんな色の服にでも合わせ易いオフホワイトで、レースの装飾を加えた少しガーリーなパーカーを縫ってみました。きっとあると役に立つ一着!と狙いましたが、裾にゴムで絞りを入れてしまったのが災いし、ふんわり広がるスカートには、前を開けたままにしていてもギャザーを潰してしまう為、形的に合いません。
結局何にでも合わせ易くと言う策は完全に失敗で、新たに中に合わせる服を作る羽目になりました。
それで、ローウェストのサマードレスを縫いました。かなりウェストの切り替えを下目に設定しないと、パーカーの裾に邪魔されてしまいます。
ほんのちょっとの誤差やデザインの違いで、重ね着のバランスが上手く行かず、ドール服はやはり難しいなと実感。
もし合わせるのがスカートではなくパンツ・スタイルであれば、このパーカーでも問題ありませんが、最初のコンセプトが「少しガーリー」だったもので、やはりスカートを着せたいと思いました。
中に合わせる為に作ったのは、割とスレンダーなフォルムのホルター・ネックのサマードレス。
こんなシンプルなサマードレス用一つにしても、地味過ぎず派手過ぎず甘過ぎず夏らしく、でも多少ガーリーで…と、使用する布をどれにするか結構迷いました。
爽やかな青系のギンガムっぽいチェック地にリボンを合わせて、大体希望した通りのイメージには仕上がりました。
日本では9月に入ってもまだまだ当分は暑いでしょうが、イギリスでは大抵8月末になると、朝夕はジャケットが要る程気温が下がる事もあり、紅葉もじわじわと始まり、本当に秋の気配です。例えパーカーを羽織っても、こんな格好で居られるのはあと僅かです。
0 件のコメント:
コメントを投稿