2022/07/29

サクランボ頭巾ちゃん

このサクランボ柄のワンピースは、Sindy Play(昨年発売されたビンテージ・シンディの復刻版)用の身頃にダーツの入った型紙の試作として、女王様のドレスに先駆けて縫ってみた物です。しかし、Sindy Playの中にはこのワンピがしっくり来るモデルを持っておらず、やはり肌色が普通の(日本人にとって)人形のほうが合わせ易かった為、結局本物のビンテージのシンディにモデルになって貰っています。

ビンテージ・シンディのボディは、復刻版より若干太目です。首の付け根は更に広くなっていて、襟開きがスタンド・カラー気味に仕上がってしまいました。ダーツは前後に入っていますが、それでも未だボディにぴったりは沿わなかったので、その後型紙を改良しました。

このサクランボ柄の布は、数年前にフリマで買ったカット生地です。イギリスでは貴重な薄手コットン100%で、似たような赤系の細かいプリント生地数枚と一緒に安く購入出来てラッキーだと喜んでいました。しかし、糊を落とす為に一度使用前に洗濯したら、プリントが色落ちして地が所々赤っぽく斑になってしまいました。

元々目が粗めの生地な上に、余り精度の良いプリントではなかったし、地色がくすんでビンテージっぽくなったと言えばそうかも知れません。

髪の毛が広がり気味でまとまらなかった為、バブシュカを被せたら(リカちゃん用なのでちと小さい)、即興で「サクランボ頭巾ちゃん」と言う設定になりました。

ついでにバスケットも持たせましたが、こんな事なら、もっとサクランボ盛り沢山にすべきだったかな~。 

何はともあれ、こんな昔のママのお手製ドレスみたいな懐かしの少女服が、シンディにはこの上なく似合うと改めて思いました。

服のデザイン的にmomoko DOLLには子供っぽ過ぎる、でも布の柄の大きさや造りからリカちゃんよりは大きな人形の方が都合の良い場合、ビンテージ(タイプの)シンディをモデルにするのは凄く有効だと実感。更に、やはりシンディちゃんはレトロなファッションが文句無しに様になります。

 

 

 

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