このドール用アウトフィットは、自分にとっては初挑戦のタイプの切り替え付き身頃と、キャップ袖の試作として作りました。
小花柄の生地は、例の中古布詰め合わせのバスケットの中で一番多かった端切れ。かなり布目が詰まっているので解れ留めが必要なさそうで、出来るだけ早く仕上げたい試作にぴったりだと思っていましたが、…やはり作っている内に端が解れる事は解れて来ます。
大きな方の花柄の生地は、随分前にフリマかチャリティショップで手に入れた端切れです。イギリスらしい古風なバラ模様は素敵なものの、柄が1/6ドールにとては大き過ぎ&飛び過ぎ、背景布としては全体が小さ過ぎて、今まで使いあぐねていました。
が、細かい柄生地と組み合わせれば、ドール服に有効だと気付きました。
中央に切り替えの入った身頃は、一応momoko DOLLが着用出来るようには仕上がりましたが、希望した形とは違っていたので型紙を修正しました。肩のラインが未だ合っておらず、ヘンな隙間が開きます。
キャップ袖は、円型の型紙を二つ折りにし、ギャザーを寄せてアームホール部分に縫い付けています。
今までキャップ袖=cap sleeveを今までカップ袖=cup sleeveだと勘違いしていました(アホ)。
それ故に、どんなに型紙をネットで検索しても(日本語と英語で)、食器のコップやマグに掛けるカバーばかりが出て来て、そんなにマイナーな袖のタイプなのか?と不思議に思っていました。
ちょっとお姫様っぽいメルヘンな袖で、やはりお人形が着ると可愛いと思いました。
バルーン袖よりは簡単で、ロリィタ服なんかに使える形です。フレンチ・スリーブ同様に二の腕が益々太く見えるデザインだから、自分で着るのは真っ平ですけど。
ヘッドドレスは、最初はボンネットを考えていましたが、少し中原淳一のスタイル画をイメージして、バブシュカを合わせてみました。
この「アリスのさがしもの」のモモコが居て、甘いテイストの服を着こなしてくれるのでホント助かります。うちのモモコの中では、これ程ガーリーな色&形が似合う娘は居ないと思います。
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