黒地に花模様のニードルポイントのビンテージ・バッグ

エメラルド・グリーンのビンテージ・バッグを手に入れた次の週のフリマで、やはりニードルポイントの同じ位の大きさの、多分1930年代製造のパーティー・バッグを買いました。値段は１ポンドでした。

幅は16㎝位で、やはりパーティー・バッグとしても相当小さいアクセサリー・バッグです。

黒地にカラフルな花柄は、ニードルポイントのビンテージ・バッグとして結構見掛けますが、これまた可愛らしいイメージの図案なのが少し珍しいと思いました。

口金の装飾は一層細かく凝っていて、透かし細工になっています。この透かし細工は前面だけで、背面はエンボスのみ。刺繍も前面だけで、背面は黒一色になっています。

このポッチの下に小さな四つの窪みがあり、もしかしたら元はラインストーンが嵌め込まれていたのかもしれません。真新しい石で補充する事も出来ますが、いかにも取れ易い場所だから外れて失くなったと言う事だろうし、多分このままにします。

ビンテージのパーティー・バッグに良くある事ですが、中には手鏡とシルク製の小銭入れが入っていました。鏡は単に四角くカットしただけの物ですが、バッグの小ささを考えると収まり具合は抜群です。内面は黒いグログラン張りで、鏡専用のポケットが付いています。小銭入れまで付属しているのは、少し珍しいかも知れません。 

こちらのバッグも小さ過ぎて今後実用するとは思えず、姉の好みでもなさそうなので、自分のコレクション行きになると思います。