2024/08/18

クリア・ラインストーンのイヤリング

 

私は20歳代からイヤリングはピアス・タイプにしていますが、ビンテージ・ジュエリーではピアスに出会う事は滅多にありません。百年以上昔のアンティークと呼ばれる宝飾高級品であれば、ピアス式が普通だったようです。しかし、アクセサリーが一般階級にも手が出せるようになった1920年代からは、耳たぶに穴を開けなくても着用できるイヤリングが流行り出し、ミッド・センチュリーにはそれが全盛だったからのようです。

特に194050年代は、耳たぶをバチンと挟むバネ式の、大きくゴージャスなクリップ・タイプが主流だったようで、ピアスに改造し易いネジ式のビンテージ・イヤリングに出会う事は全体的に中々ありません。しかし最近フリマで、珍しくネジ式のドロップ・タイプのビンテージ・イヤリングを50ペンスで手に入れる事が出来ました。

無色透明のラインストーンだけで出来た、今のイギリスのイヤリングとしては余り見ない程控え目なデザインです。しかしラインストーンは非常に美しく輝き、さり気なく目立ちそうです。ネジ金具にもラインストーンが付いていて、これをピアス金具に交換するのは勿体ない気もしますが、実用しないのもまた勿体ないと思います。

姉にプレゼントしようかとも一瞬思いましたが、姉の好みにしては小ぶり&地味過ぎなので、自分用にするつもりです。どんな服装にも合わせ易く、大げさではないのに適度に映え、普段使いとして多いに活躍しそうです。




0 件のコメント: