能登半島地震に被災された全ての皆様に、心より御見舞い申し上げます。一日も早く状況が落ち着き、通常の生活に戻れますようお祈り致します。
昨年帰国した際、お友達のMちゃんからは、この九谷焼の小皿を頂きました。
九谷焼らしいカラフルでも渋い色彩の緻密な絵柄の中に、実はミッフィーが潜んでいます。
ファンシーなキャラクターなのに、日本の伝統柄の中でも浮く事無く、ちゃんと馴染んでいて、更に可愛さもそのままなところが中々のデザイン力だと思います。
縁の青海波模様の中にも、実はブルーナの鳥。
このミッフィー皿を受け取って見た時に、「あれっ?」と思いました。何故なら丁度その前日、義母への日本のお土産として、同じ位の大きさの九谷焼の小皿を偶然買ったところだったからです。
勿論こちらにミッフィーは居ませんが、柄の雰囲気は良く似通っています。転写プリントながら、久谷の繊細な図案は、正に日本らしさに溢れていると思います。日本なら真っ先に醤油皿だと思う大きさですが、小皿が食器として存在しない西洋の人なら、ピントレイ(鏡台でアクセサリー等の小物を入れる為の皿)として使うかも知れません。
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