クリア・ラインストーンのブレスレットと、アクア色マーブル・ガラスのブローチを手に入れた、9月最初のフリーマーケットでは、このビンテージ・ブローチも買いました。毎回フリマでコレダと思えるビンテージ・ジュエリーを入手出来る訳ではないのに、やはり出会う日は何故か続けて幾つか出会えるようです。
全体の直径は約3.5cm。嵌め込まれた直径3mm程度のラインストーンは、全て1900年代から50年代に掛けて主にチェコやドイツで製造された、虹のような筋の入ったアイリス・ガラスです。アイリスは、ギリシャ神話の虹の女神イリスの名に因みます。これはアイリス・ガラスの筋のが割とはっきりしているので、製造年代は新し目(多分40~50年代)のようです。
花型の台座の中央は、意外と盛り上がっています。
好きで幾つか集めているアイリス・ガラスのビンテージ・ジュエリーが、たった50ペンスとあっては見逃せませんでした。しかし、このブローチが本当に美しいか?と問われると、花自体のモチーフはラフレシアを思わせるし、小さなラインストーンが密集し過ぎて、ちょっとブツブツして気味悪く見えなくもありません。でもこんなに多くの石が、爪留めではなく単なる接着なのに、今迄一つも欠けなかっただけでも凄いと思います。何せ今は製造されていない貴重なガラスなので、補充するとなると大変。キラキラ具合は抜群で、眺めて楽しいブローチです。
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