ノーフォークの旅の始まり
帰国のレポートの前に、帰国直前の2月に夫婦で出掛けた小旅行の記事を書きたいと思います。何せその後4カ月間もP太と一緒に過ごせなくなり、特に毎年恒例の誕生日や結婚記念日の旅行も今年は出来なくなる為、観光に相応しい季節では全くなかったけれど、前以て二人で出掛ける事にしたのです。目的地は、前々から行ってみたかったノーフォーク州のKing’s
Lyne キングス・リンと言う町。天気の悪いイギリスの冬でも、東部なら少しは晴れる可能性がある、と言うのも選んだ理由の一つです。しかしノーフォークの中でもほぼ北西端のキングス・リンは、交通の便が悪く地味~に遠く、州内で一泊する事にしました。高速道路はケンブリッジまでしか通っておらず、その先の大聖堂都市Ely
イーリーからでさえ、かなり行くのに時間が掛かります。
やっとキングス・リンに近付いて来た時、運河の脇の駐車場で車を止め、持って来たお弁当を食べました。土地の標高差の少ないイギリスの中でも特に平坦な、いかにもノーフォークらしい田園風景が続いています。
道路より運河の方が一段高くなっている不思議な光景も、イギリスならでは。
この先がキングス・リン方面のようです。並んでいる巨大なタンクは、穀物貯蔵庫ではないかと思われます。―――そんな訳で、今となっては相当季節外れですが、2月のノーフォーク旅行のレポートを始めます。
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