姉が久々にmomoko を買いました。ペットワークスの「Today's momoko 2209」で、ティーン・ボディのモモコとしては恐らく初めての右向き目をしています。それ故に黒目勝ちなのが目立つ為あどけなさが強調され、更に姫カット&ウェイビー・ツインテールで愛らしさが際立ったモモコです。
その2209のモモコのウェブの商品紹介の中に、同じくペットワークスの「CCS 22SS momoko」、キャッチコピー「ゆめみるアリスは永遠の乙女の味方」のデフォルト服を着ている参考写真があり、とても可愛いのです。その服を、姉の新しいモモコ用に真似して作ってみる事にしました。
勿論その服もティーン・ボディのモモコも、手元に無ければ実際に見た事もまるでない為、あくまで雰囲気だけ似せようと作っています。本物より、スカートの幅は広めに仕上がったかも知れません。
オリジナルは、ブルーのピンストライプのクラシカルなティードレスと言うだけで、アリスのお決まりの白いエプロンもないし、正直青系だと言う事と頭の黒カチューシャ以外、特に不思議の国のアリスっぽい服装と言う訳ではありませんでした。しかし、こんな古風な少女らしさは、やはり永遠の乙女の味方なのかも知れません。
因みに、横浜の「モモコはアイドル?」展で特別販売された昭和のアイドル風モモコのアウトフィットは、同型の布柄違いのようです。布地やモデル人形が変わると、雰囲気もガラリと変わります。
本物は身頃の中心とスカートの裾に繊細なピンタックが入っていますが、総手縫いの私は当然まるっとスルー(笑)。
うちにはアリスっぽい雰囲気のモモコなんて居ないので、とりあえず冬のバス停ちゃんに着せました。ブラウン・ボブで全くアリスらしくない冬ちゃんですが、我ながら十分可愛く見えるじゃないか♡と思ってしまいました。
全くアリスらしくないと書きましたが、確かにジョン・テニエルの挿絵やディズニーの映画の影響から、今やアリスと言えば金髪ロングが定番なものの、原作者ルイス・キャロルが昵懇にしていて物語を捧げるモデルとなった実在の少女アリス・リデルは、このモモコに近いブルネット&ボブの頭をしていたようです。
胸にレーステープを縫い付けたせいで、身頃が少しきつめに仕上がりました。しかし、普通ボディより華奢なティーン・ボディのモモコが着れば、多分問題はないかと思います。聞く話に寄ると、ティーン・ボディの胸は見事にぺったんこだとか! 今時中学生だって中々いないと思うぞ、そんな体型。
モモコに持たせたティーポットやティーカップは、以前チャリティショップで手に入れた物。多分1970年代の香港製で、透ける程薄いプラスティックで出来ており、凄まじい安っぽさです。
しかし非常に軽量な為、ドールにも持たせる事が出来る点では役に立っています。また一応フォルムは何故かアール・デコ調なので、そんなクラシックな形の安物玩具は日本では有り得ないと思いました。イギリスではビンテージの優雅な陶器製のミニチュア・ティーセットも、割と簡単に手に入るものの、モモコのように腕や手首の関節の緩めのドールだと、重過ぎて抱える事が出来ないのです。
一方人間サイズのティーポットは、以前義妹から貰ったスージー・クーパーの「グレン・ミスト」。
肩に掛けた大きな鍵は、何となくアリスっぽさを出す為に加えてみました。鍵、ティーセット、トランプ、時計とかって、不思議の国のアリスの世界を髣髴とさせ、すなわちイギリスらしさを感じさせるアイテムだと思います。
姉の2209モモコがこの服を実際に着ている所を、早く見てみたいなァと思いつつ撮影しました。
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