ずっとフリマやチャリティショップで、ファッション・ドール用のミニチュアの木製ベンチを探していました。しかし、これ程ベンチが日本よりも身近な存在で大事にされている国なのに、意外と見付からず、せいぜい見掛けるのはプラスティック製のどピンクのバービー用ばかり。長年、手に入れられずに居ました。一応既に持っている事は持っていますが、1/6ドールには少しサイズが小さ過ぎ、また元々は栓抜き等のスタンドな為、シート部分に不自然な丸穴三つが開いおり、撮影時に見えないようには誤魔化し切れませんでした。
が、この度フリマでこんなベンチに出会い買ってみました。
こちらも元は何か用のスタンドだったようで、シートには変な窪み(ドールの尻がすぽっと収まりそう…)と、背もたれにも切り込みが三つずつ開いています。背もたれの角度も微妙ですが、50ペンスでは逆らえません。
いかにもインドの木製品で、実際シートの裏にMade in Indiaとシールが貼ってあります。素材は多分ローズウッドで、ずっしり重みがあります。
今回のmomoko DOLLに着せたアウトフィットは、花柄のサロペットです。型紙は、「DOLL’S CLOSET」のウサギのロンパースを元にアレンジして起こしました。
そのお陰なのか、ゆったりしていてもダボダボだらしなくはならず、割と思い描いたフォルムに仕上がりました。
使用した生地は、ビンテージのポリコットン。本当は、もっとテロンとした薄手レーヨンのプリント生地なんかが理想的でしたが、生憎持っていませんでした。
レトリーバーの仔犬のミニチュアは、フリマで買ったドイツのSchleich シュライヒ社の製品。このメーカーの小動物のミニチュアの中には、1/6ドールに組み合わせるのにぴったりな大きさの物も多くあります。
足裏の肉球まで付いていてリアルな上に中々可愛く、他の中古ジャンク玩具ミニチュアと混じっていても一目で違いが分かりました。もっとも、日本なら玩食かガチャで精巧な動物のミニチュアが簡単に手に入るから、わざわざドール用にシュライヒを買おうとは余り思わないかも知れません。
ドールを動物(のミニチュア)と合わせると、何だか表情が優しくなるように感じます。
ベンチのほうは、最初は望んだ物からは正直程遠く見えましたが、実際ドールと組み合わせてみると、まあまあ様になるし十分使えるようです。ベンチもワンコも、これからドール撮影用に活躍してくれることと期待しています。
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