アール・デコ時代のチェコスロヴァキア製のフィリグリーのブローチが好きで、今までも度々買っていますが、これはその中でも今まで見た事のない珍しいデザインだと思いました。その時代のフィリグリーのブローチと言えば、点対称型、または線対称の円型や楕円形等が多いのですが、これはそのどれでもなく、初めて見た花束のような形をしています。全体的にすらっとした縦長のフォルムで、洗練された大人っぽさがあります。
型押しの透かし金具を葉に見立て、ガラス製の水色のマーキス型カボションを花に見立てています。このトルコ石風に模様を付けられたカボションも、変わっていて印象的です。
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