昨年の11月末に姉へクリスマス・プレゼントを発送する段階になって、ビンテージ・ジュエリーが少ないんじゃないかと焦っていました。昨年最後の11月開催のアーディングリーのアンティーク・フェアに、P太の仕事の都合で行く事が出来なかったのが大きかったようです。その後も幾つかのアンティーク・モールを訪れ探しましたが、やはり見掛けない時は一向に見掛けない物です。それで発送直前に最後の頼みとして、Sawbridgeworth ソウブリッジワースのアンティーク・モール巡りに連れて行って貰う事にしました。
その日は平日で割と早い時間に出発しましたが、高速道路で酷い渋滞に巻き込まれ、と言うか、高速のSA出口で何か事故が起きたようで、出口に全く動かない長蛇の列が出来、あろう事かSAから出られなくなり閉じ込められました。結局無料駐車の時間制限2時間ギリギリにSAを離れ、目的地に到着するのが随分遅くなってしまいました。そんな訳で、ソウブリッジワースのアンティーク・モールで物色する時間は余りありませんでしたが、最初に覗いたRiverside Antiques & Collectables Centreで、中々良いビンテージ・ジュエリーに出会えました。その一つが、この青系ラインストーンのブローチです。
縦横4㎝強。製造年代は多分1950年代以降で、石の全てが爪留めではないし、買った当初は正直ちょっと台座の造りが甘くて繊細さに欠け大味かもと思いました。しかし家に帰って清掃して改めて眺めると、台座の造りは強固で輝きが目立って美しく、中央の一番大きなライントーンは実はオープン・バックで透明感が際立っています。
クロス型と題打ちましたが、どちらかと言うと軍服の勲章のようなキリリとしたイメージです。十字架風に置いて見ると、どうも台座が微妙に歪んで線対称じゃないのが気になります。
このように並べる方が、返って安定の良い形に見えます。
結局この日は無事目的を果たす事は出来ましたが、折角結構遠くまで来た割に、渋滞のせいで大幅に遅れて到着した為、合計三軒のアンティーク・モールしか回れず、しかも残り二軒は閉店間際で速足でした(閉店時間が4時なんてモールも在り)。その最後の一軒で、イギリスで初めて(フリマで出会った3ポンドのブレスレット以外では)サフィレットの売られているのを目撃しました。
ひょえ~、凄いお値段‼ 日本で売られているサフィレットより、返って高いのではと思います。左のイヤリングに比べ右のブローチがガクンと安くなるのは、製造年代がミッド・センチュリーと記されている事から、実はサフィレットではなく類似品のサフィリンだからかも知れません。この二つを一緒くたに表示するのは、プロのディーラーでも多いそうです。ガラスにも関わらず多くの宝石貴石より高価な事に、P太は驚いていました。
